03年01月の気づき

■去年一年、風邪ひかなかったのに正月早々風邪っ引きだ。マイナスからスタートならあがるだけ。今年はいいねぇ。 03.01.01

■さらっけ出しチまえッ 晒け出せ このサイトでお前のことぜんっっぶさらけ出しチまえ。秘密にもってるようなことも大したことじゃねぇ。

 全部だしちまってまた新しいもの生み出せ。 03.01.02

■必然の出会いという考え方がある。どう転んだって彼に、彼女には出会っていた。そうかもしれない。でも、それだと己はまたあぐらをかいてしまう。やはりこいつは!と思った人物との出会いは自分でひっぱってこねばならん。 03.01.03

■初対面の人に、服装から「多苗さんですか?」と判別された。「多苗さんてバラのジーンズをはいてる人って聞いてたから…。」この現象ってどうなんだろ。「赤いゲルググ!!シャアか…!!!」「ば、薔薇のジーンズ!!多苗尚志かッ!!」…。…いいかも。 03.01.05

■注文して、出てくるまでの一瞬、片肘をつきながら、カウンターで牛丼をかき込んでる奴らを一瞥する。失礼な話かもしれないが、280円の牛丼を「主食」にしてるような連中の顔は大体一緒だ。モラルのなさそうなガキかくたびれたおっちゃんどもだ。そしてすなわちこれが現在の己が所属する母集団なのだ。吉野家サークルなのだ。顔出しゃいつものメンツがそろってる。「あ、多苗サン、ちーっす。」「よう、相変わらず景気わりぃなぁ。」…今年中にここから這い出る。 03.01.06

■分かるって完了じゃなくて進行なのかもしれない。
  いっつも暫定で分かってるだけなんだ。 03.01.07

■あの時の出会い覚えてるよ、とかお前があの時言ってくれた言葉まだ覚えてるよ、とかステキだね。
あん時てめぇにバカにされたあの悔しさ、忘れねぇってのもバネになるのでよい。 03.01.09

■今日はカフェにいた。
 今日は黄金色の時が回った。
 黄金色の時はおしゃべりが楽しいからじゃない。
 黄金色の時は沈黙すら黄金色なのだ。  03.01.13

■四年前くらいもホームページを持っていたが
その頃と比べるとかなりとても自己顕示欲が抑制されたと自分では感じている。 03.01.16

■コンサート会場の近くで座って本を読んでいた。
スカ・バンドのライヴがあるようでガキどもが早くから集まっていた。
会話が聞こえてくるのだが、びっくりしたのは「知らねぇ。甲本ヒロト?」 「あれだよ、ハイロウズのヴォーカル」「ああ…」
ケータイがよく着信するのだが、ガキども五人にかかってくる着信音かかってくる着信音を己はことごとく知らなかった。
ガキどもにはガキどもの時代があるのだ。  03.01.17

■出掛けるときはいつも、ボリュームのつまみ110°で音楽をかける。音はいいが古いオーディオなのでタイマーもなくかけっぱなしほったらかしで出発するのだから城に残る者には迷惑な話だ。もちろん、己がいないところでかかっていても意味はないのだが、エレベーターを待ってるときに音が漏れていることが必要だ。それに八割の確率で忘れ物を思い出して取りに戻ってくるのでその時にも音楽がガンガン響いてることが必要だ。エレベーターで漏れ聴いた曲がその日の出発のテーマ曲になる。駅まで繰り返し口ずさむ。 03.01.21

■年明けから二十日経った。どうだ?新年のやる気を忘れてないか?本気で生きてるか? 03.01.23

■壱からやり直し。こびりついたちっぽけなプライドなんかこそぎ落として魅せろ。新生多苗尚志。 03.01.25

■最強を喧伝する必要はあるまい。 03.01.26

■疲れたとか落ち込んだとか凹んだとかそんな調子なんて関係ない。上昇し、下降し、下降し上昇し続けるだけなのだから。
自分の調子が戻るのを待つな。自分で無理矢理引き上げろ。 03.01.30

■お釈迦様やキリストやマホメットが最近現れないのは、そうした悟りを開くまでの能力がある人がいないからではない。むしろそういう人は何人もいるが、時代の要請がないのと、しゃしゃり出たら痛い目に遭うことを知ってるから出てこないのだ。その人はその人でシアワセに、そしてごく周りの人にシアワセを与えて生きているかもしれない。 03.01.31