松田能成伝

08.08.23 土曜日

12年ぶりの把握

とりたててクローズアップするところのない侠[おとこ]だった。

メチャクチャいい奴なんだが、どこがどういいのか、ただ、いいとしか説明のできない侠だった。


96年に大学で出会った。

学生証の写真がメチャ笑えた。

まだ互いに童貞だった。

関西弁むきだしで関西ツッコミでバシバシ叩いてきた。

こいつとは友達になれねーと思った。


以来、12年である。

12年の間、回数としてはあまり会っていない。

だが、会った時のことはセリフや表情を今に尚残って覚えている。


存在感はある。

だが、俺をみてくれ系でもなければ
鮮烈で記憶に残るという風でもない。

むしろ、よろしく営業系。

すんません、ホントすんません、松田って言います。よろしくお願いします。
バカも問題なく出来ます。多少技術も持ってますんで、ええ、よろしくお願いします。

腰が低いわけではない。

自己卑下してるわけでもない。

よろしくよろしく言ってる営業マンみたい。


んで、取引先の社長は
「えー?なに?マツダ君て言うの?しょーがないな、じゃお宅で買っちゃおうかな。」

ありがとうございます!みたいな。

そんな奴。


一生懸命は一生懸命だ。

でも、気持ちのイイ...奴でもない

不快感を催す奴でもないが、まぁ己は不快に思うこともあるな。笑。

なんて言ったらいいんだろ。

あいつの良さ。

いいやつは間違いないんだけど。


弊ブログにおいても数々の名ネーミングをしてきたと自負する己が
松田に関しては、
12年のつきあいにも関わらず
"オニイサンオブマツダ"という当たり障りのないネーミングに堕している。

今回、あいさつを預かっている松田の親友の"ケンシロウ"仁藤和良も
同様に悩んでいるようだった。

「マツダなぁ、イイ奴に間違いないんだけど...」

などと己と同じようなことを言っている。

イイ奴はイイ奴だが、イイ奴ということを強調するだけでは片手落ちなのだ松田の場合。


間違いなく傑物である。


だが、なにがと言われて困ってしまう。

仁藤も己も"最強弁士"外木暁幸も、そして彼の現在の会社の同僚も
みんなが奴のことを好いているようだが、パッと出てこない。

そのみんなが好きだというところで腑に落ちた。


みんな、なんだかんだと松田に文句を言いながらも
さながら、中小企業の社長が元気のいい営業に
「しょーがないな」と言いながらも買ってしまうように。
 
 
 
松田は己の親友ではない。

やはり松田の親友は仁藤だろう。

12年の歳月で松田と一緒にいた時間も合計してしまえば意外や短いものかもしれない。

だが、それでも松田は己の人生に色濃くその存在を落としている。

ふとした時に、あいつのことを思い出すと笑えてしまう。

あの必死さ。一生懸命さ。

そしてあいつは、よしんば己が殺人を犯しても己から離れていかないだろう。

擁護にも回らないが、距離を離しもしないだろう。

更にこの先、10年20年、よしんば己があいつと電話もメールもまるで連絡をとらず
20年目にしてふと出会い、そしてその時己がすごい困っていたら
あいつは旧年通り己に一肌脱いでくれるだろう。

友人にはなにかを期待するものではない。

だから、上記のことをしてくれるから友人なのではないし
実際に己が上記のifになったら意外や松田は、おろろ、冷たいかもしれない。
「すまん俺も家族のある身だから」とか言って。

だが、いいんだ。
なによりも
己に現在そう感じさせてくれるということが価値なのだ。

松田能成という侠はそれを感じさせてくれる。

そして己だけではない、この会場に集まっているみんなが松田からそれを感じさせてもらっているのではないか。

"愛される侠"松田能成が"やなっこ"柳瀬恭子と結婚。


みんなが集まり、みんなが「しょーがないな」と言いながら
大輪の笑顔で松田を祝っていた。

すばらしい披露宴だった。

※このエントリをもって柳瀬恭子が友いるKIに入伝しました。

いたしと
"たむい人"田村健三郎
"パヒデ"馬場英行
仁藤ちえみ
仁藤羅冴
"後輩弁護士"K池M登
"軍官ミッチー"松浦紀光
"慇懃商社マン"豊川健太郎
山下くん

仁藤羅冴が成長して走り回っていて好感が持てた。

元気で多少転んだりしても泣かない。

相当イイ。

投稿者 多苗尚志 : 10:13
[ 松田能成伝田村健三郎伝馬場英行伝外木暁幸伝仁藤和良伝仁藤ちえみ伝仁藤羅冴伝K池M登伝松浦紀光伝豊川健太郎伝柳瀬恭子伝山下くん伝 ]

三次乱舞

3次会で松田の幼馴染みと出会った。

お名前は忘れちゃったけど。

松田の大学の友人が8人程度、30人程度が会社の同僚で
幼馴染みは2人。

そんな中、彼は我々に話し掛けてきた。

そういう気概が嬉しいじゃないですか。

結婚式はこれまでの人生の総集編でたくさんの時代の人が出席してくれるのがいいね。

そして願わくば、それぞれがフラットに交流するのがいいね。

 
 
二次会の乾杯のあいさつは己がやった。

バシッとキメてやったあいさつで己自身もなかなか会心の手応えがあった。

松田の会社の同僚の皆さんからも、
「いや、かなり持ってかれましたわ」
「熱かったです。」「東京モンもやるな、と」
という感想と共にビールが注がれる中、
近くにいた己の後輩の"慇懃商社マン"豊川健太郎に
「昔っからこんな熱い方だったんですか?」と質問が振られたところ
健太郎曰く
「いや、衰えましたね。」

衰えたんかい!

※このエントリをもって松田の幼馴染みの彼が友いるKIに入伝しました。

投稿者 多苗尚志 : 09:14
[ 松田能成伝豊川健太郎伝松田の幼馴染みの彼伝 ]

07.05.05 土曜日

よしゆきバースデー

"咲花青将"佐藤吉行の誕生会を"鼻くそ拓"岩下拓の家でやる。

"太陽王子"岩下均と一緒に

食材を買って


拓家で料理。

拓の奥さんの"シン子"シンヴェンも一緒に料理。

彼女の「花椒」を使った本格麻婆豆腐が炸裂。

己は3人に料理を任せて風呂に入る。
己は己で「お宅のお風呂コレクター」としての仕事があるわけだ。

■コラム:お宅のお風呂コレクション
"黄炎社長"森田英一、"夢プロデューサー"和田清か家
自由が丘(前家)学芸大(現家)
"MAHY"吉田秀樹、"藍田玉を生ず"五十川藍子家
久我山(前家)恵比寿(現家)
"吟遊詩人"中西祐、"ギャオギャオなギャオス"長尾好則、"Britz"滝口英俊家
中目黒(現家)
"正統な異端者"森村隆行、"白いハヤブサ"森村ゆき家
駒沢大学(前家)多摩川(現家)
"小さくてもピリリと辛い小岩"佐々木孝仁、"ミノホドシラズソリッド"山田陽明
信濃町(前家)
"ミノホドシラズソリッド"山田陽明
国立(前家)
"幸せを繁らせる梨の木"梨木繁幸
神楽坂(現家)
"日本国総理大臣"佐野哲史
三宿(現家)
"太陽王子"岩下均
王子(実家)西ヶ原(祖父母家)
"スピードの哲人"清水宣晶
自由が丘(現家)
"及び腰な賢者"新保輝之
新丸子(現家)
"淫靡な淑女"有馬友恵
白金高輪(現家)
"若社長"森村泰明
渋谷(現家)渋谷(オフィス)
"大将"池本多賀正
成田(実家)
松村洋祐
沼南町(前家)
丸山晶太郎・丸山耕次郎
沼南町(前家)
吉田学
沼南町(前家)
金房毅・金房智子
沼南町(前家)神戸(前家)
"ロックする詩人"高橋大輔
沖縄(現家)
"部長"川上博重
大森(現家)
"魅せる雄大な背中"鈴木大山
三田(現家)
"度胸・愛嬌・高原響"高原響・"さっそうとおおきくかまえてりんとしている"太田沙織
用賀(現家)
"キン肉パスタ"川島賢一
日本橋(前家)島根(実家)
"雄弁な恰幅"桑原宏史・"よく喋るイイ女"桑原敦子
中野新橋(現家)
"オニイサンオブマツダ"松田能成
野方(前家)
"パヒデ"馬場英行
下井草(前家)
"ミッチー"松浦紀光
早稲田(前家)
"最強弁士"外木暁幸
久米川(前家)
"ケンシロウ"仁藤和良・仁藤ちえみ
中野(現家)
"嬉しい好漢"谷口正俊・"混交の中に光る玉姫"浅田貴世子
目黒(前家)
"不背の伊達漢"塩崎哲也
中目黒(現家)
"ネズミーランドのセクえもん"宮坂善晴
葛西(前家)
"ちゃんこ"太田明日美・"けんたんこ"堀井健一
後楽園(現家)
"静かなる熱司"上杉篤司・"熱Res王子"柳慎太郎・"肴"打越祐介・"巨人"さいとうゆうき
池袋(現家)
"控えめな一級士"中上俊介
目黒(現家)
"独立独歩"郭翔愛
目黒(現家)
"覚醒医師"土方靖浩
名古屋(実家)千葉(前家)
"笑顔の鉄人"澤登正一
代々木(現家)
"復活の闘魂野郎"渡辺エイジ・渡辺直美
大船(現家)
"柔らかい頭領"佐藤孝治
王子(実家)
辰野ゆかり・"不可拘束"辰野元信・"凛とした覚悟"辰野まどか
表参道(現家)
"ヨシダミノル"吉田実・"プリ新"新納美樹
つつじヶ丘(現家)
"親分"イッチー橋亮一
名古屋(現家)
"快男児"村上あらし
上石神井(実家)
"京漢"小林篤
京都(実家)

ふぅ。
エントリーの目的を忘れてコラムに力を入れてしまった。
まだあった気がする。
入ったかどうだかよく覚えてないとこもある。
オススメのお風呂は"吟遊詩人"中西祐(中目黒)と"不可拘束"辰野元信(表参道)
です。(他の人たちから怒られそうだけど。笑。)


さて、風呂からあがると料理が出来ていて

主賓の吉行に加えて、"短眠に秘める決意"村田さやかも登場!


おいしくいただく。

今年の正月ツアーに登場した伝説のクソゲー、すごろくをやる。

また、拓が中国から鼻の長いやかんを買ってきて
それを使ってお茶をそそぐという余興があるので
それをみんなでみる。

本当は頭に湯呑みを載せないらしい。(じゃ、やるなよ)

爆笑でした。

投稿者 多苗尚志 : 15:07
[ 松村洋祐伝丸山晶太郎伝金房智子伝吉田学伝金房毅伝川上博重伝太田沙織伝高原響伝村田さやか伝川島賢一伝桑原宏史伝桑原敦子伝松田能成伝馬場英行伝外木暁幸伝仁藤和良伝仁藤ちえみ伝松浦紀光伝谷口正俊伝山田陽明伝佐々木孝仁伝塩崎哲也伝吉田秀樹伝森村隆行伝森村ゆき伝長尾好則伝中西祐伝池本多賀正伝滝口英俊伝鈴木大山伝澤登正一伝鮫島誠一伝森村泰明伝宮坂善晴伝太田明日美伝新保輝之伝上杉篤司伝柳慎太郎伝打越祐介伝さいとうゆうき伝池本ひかり伝中上俊介伝梨木繁幸伝郭翔愛伝岩下均伝佐藤吉行伝土方靖浩伝シンヴェン伝岩下拓伝小林篤伝村上あらし伝五十川藍子伝清水宣晶伝佐藤孝治伝渡辺エイジ伝藤沢烈伝佐野哲史伝辰野元信伝森田英一伝辰野まどか伝高橋大輔伝吉田実伝新納美樹伝イッチー橋亮一伝辰野ゆかり伝コラム ]

07.02.22 木曜日

ゆうとマツダ

続いております大阪出張編。

大阪と言えば枚方に“ふわふわイラストレーター”川崎優子が住んでいるので
彼女と呑む。

今日も今日とて梅田。

ふたりで中華を食べながら呑んでいたが
更に己は奴を喚んでいる。

“オニイサンオブマツダ”松田能成である。

優にマツダを紹介するが
いつもの通りマツダのノリが空回りして若干寒い空気が流れる。


優とマツダ、初対面するの図。

優が枚方に住んでいるということを聞き、マツダが「ヒラカタ♪ヒラカタ♪」と
ノッてみせるが、なんとなくそのノリが不快で優がちょっとだけ沈み、
それを受けてマツダもノリ切れない。


だが、己もマツダとは九年のつきあいだ。

マツダを人に紹介してこういう空気になる場面はダース単位でみてきた。

それでも、己がマツダを人に紹介し続けるのはなぜか。


分かっているからだ。

どーせ、マツダが馴染むことを。

マツダの素晴らしいところだが、奴は一度寒い空気を作ってしまっても
まるっきり気にしない。

表面は落ち込んでみせるが、実はまったく気にしていないのだ。

そのまま自分のノリで突っ切り結局相手をファンにしてしまう。

このマツダアプローチというべき手法は昔からホントにすばらしい。

その後、3人でカラオケに征った。

優もすっかり楽しんでいる。


更に加速するマツダタ~イム!


3人とも終電ギリギリで梅田駅へダッシュ

己はひとつ前で亡くしてまたヒッチ。

※“オニイサンオブマツダ”松田能成は最高の友です。

投稿者 多苗尚志 : 17:52
[ 松田能成伝川崎優子伝エピソードからみるその人の魅力友いる動画 ]

06.08.13 日曜日

暑中見舞

“スピードの哲人”清水宣晶(晶)がある日、己に言った言葉が
今、強い実感をもって響いている。

「ひさしの周りでもだいぶ結婚する友達が増えてると思うけど
 そうすると友情が離れていくようなさみしさを感じないの?」
 
己はその言葉を聞いた当時、まるでピンと来なかった。

『晶ともあろう者が、なにを女々しいことを言っておるのだ』
とさえ思った。

晶は己と同じように友人に価値観を置いている人間で
また1つ歳上のため先に感じたのだろう。

今になって己は全く全身をもってそのさみしさを感じている。

己も31を迎える身となり、周りの友人に変化が起きている。

ひとつは、遠距離。
ふたつに、結婚。
みっつに、仕事。

ひとつめ、遠距離。

小中学校の頃は親の都合で引っ越す程度のものだったが
ここにきて、様々な理由で友は跳んでいく。

転勤・留学・結婚・帰郷・左遷・流刑…


ふたつに、結婚

結婚した者は家庭に入る。子供が出来れば尚更。

みっつに、仕事

仕事に燃えて、仕事で完結する者。

これら3つの変化が周りにあり
この変化を迎えた友人とはつきあいの頻度・形態が変わっていく。

a:「何十年会っていなくても、ひとたび酒を交わせば昨日出会ったかのような感覚を覚える」友人は
もちろんステキだが、ここではそういう話ではない。

b:「互いに昇るフィールドは違えども、
 あるいはフィールドが同じでもそれぞれ東西南北、それぞれのやり方で山を昇り始め、
 それぞれに楽があり、苦難があり、
 山頂で再会し酒を交わす時にそれら苦楽を分かち合う」友人は
もちろんステキだが、ここではそういう話ではない。

いや、正直申しまして、ここではそういう話ではないのではなくて
己はそのつきあいでは満足できない、というのがより誠実だ。

例外として、aとb、どちらのタイプか
ハッキリと己が意識しているならば満足できる。

例えば、aのタイプの友人として
松村洋祐や丸山晶太郎、丸山耕次郎、金房智子、
“キン肉パスタ”川島賢一、“S山下の男と女コラム”山下祥代…等の方々。

たぶん、家族に近いと思う。
幼少を共に過ごした者、ルームシェアで毎日一緒だった者。
家族は、家を離れても家族なのだから。

例えば、bのタイプの友人として
“candyrock”神田恵介、“childman筆頭”鈴木智也、“伊厨紳士”山本慎弥、
“復活の闘魂野郎”渡辺エイジ、“ケンシロウ”仁藤和良、“オニイサンオブマツダ”松田能成、
“最強弁士”外木暁幸…等の方々。

大学時代に会った友が多い。

大学では、毎日会う友達はおらず、学部が違ったり大学外の友達が多かった。


彼らと長い時間会わないことはストレスではない。

しかし、aかbにハッキリ当てはまらない他の多くの友人、彼らとは今を生きていたい。

今を共に分かち合いたい。

分かち合いたい。

これは己の人生の大きなテーマだ。
 

己たちはこの世に生まれ落ちて「感じる」んじゃないかな。

「感じない」ことは死だ。

生きている限り、狂っていようが、ボケていようが感じている。

感じたら、それを分かち合いたい。

孤独になった者が独り言を発してしまう気持ちはよく分かる。

文章に起こす、体を動かす。

アクションは、他との分かち合い、他の反応、他からの反応を求めるものである。

自己の確認を目的としたアクションですら、自分の中にある客観性(他者性)を必要とする。

感じること。他と感じ合うことはこの世においてとても尚(とうと)い。

尚いかどうか分かんなくたって、あんたは既にそうしてる。

だから、芸術は尚い。人を感じさせる者(芸能人・歌手・作家etc)は重宝される。

だから、ビジネスは尚い。人のニーズを無視したビジネスは成立しない。

だから、ボランティアは尚い。与える与えられる関係など飛び越えて感じ合うのだ。

だから、感じ合う相手である他人は尚いんじゃないか?

だから、家族だろ?恋人だろ?友人だろ?

「共感」が尚い。

己は、より多くの人と、より深く、同じ地平で「共感」したい。

 
友達が離れていくことを嘆く。

それは己が幼いさみしがりやだからだろうか。

恋愛における「依存」よろしく
他者という外部変化要因になにかを望むことは間違っているだろうか。

そうではないと、友よ、君に伝えたい。

だが、求めるにはそれだけの器も必要となる。

己は努力しよう。

友のいる人生のために。

投稿者 多苗尚志 : 19:48
[ 松村洋祐伝丸山晶太郎伝金房智子伝川島賢一伝山下祥代伝松田能成伝外木暁幸伝仁藤和良伝神田恵介伝鈴木智也伝清水宣晶伝渡辺エイジ伝山本慎弥伝友いる随想 ]

06.06.11 日曜日

ゆっくり

“オニイサンオブマツダ”松田能成と寝る前に色々語った気がするが
眠かったのでよく覚えてない。

遅くまで話していたが奴も眠そうだったし。

きっかり8時に羅冴くんが起きてきて起こしに来る。
日曜のお父さんの気持ちが初めて分かる。

仁藤家に泊まるとチエミーが朝ご飯をつくってくれる。

これがまたうまい。

己の友達の女の子は料理がウマイ人ばかりだ。

ここでこうして食べていると大学時代を思い出す。

大学時代は仁藤のおばあちゃんがご飯をつくってくれていた。
おばあちゃんはもう亡くなってしまった。

マツダは先に大阪に帰り、
己は仁藤と一緒に家を出る。

投稿者 多苗尚志 : 14:56
[ 松田能成伝仁藤和良伝仁藤ちえみ伝仁藤羅冴伝 ]

06.06.10 土曜日

豊川健太郎・井原明子結婚式

大学のサークル「総己会」の後輩の“慇懃商社マン”豊川健太郎と井原明子さんの結婚式。

舞浜かよ!
遠いな。

もう、なんか結婚式にもだいぶ慣れてしまって昔のような新鮮味がない。

平気で遅刻。

フルコースだってなんか飽き飽き。

それでもこんな爽やかな感動に溢れているのは
健太郎のスピーチがとてもよかったから。
そして健太郎の良さが出ていた。

式自体は特に目新しいこともなにもなく
つつがなく。

しかし、ちゃんと式をちゃんとやるってところが健太郎らしくて
とてもよかった。

久しぶりに気持ちのイイ結婚式だった。

ケンタウルス、明子さんおめでとう。
おしあわせに


仁藤君越しにマツダ


衆議院議員“シャチョ”加藤公一

昔、奴が選挙NPOステイツマンの中心を成していたからみで。

ということは“日本国総理大臣”佐野哲史、“軍曹”坂上暢幸、大城氏もいた。
鉄羅や中沢までいるとは。久しぶりだなァおい。

けんたろうの叔母さんと「現代日本の教育」についてじっくり語り合う己

総己の連中はみんな高級職に就いているので
“ケンシロウ”仁藤和良と“オニイサンオブマツダ”松田能成は
「後輩の結婚式だから」と言って五万包んだ。
松田は大阪から来てるから交通費も合わせれば七万を超える。

ご立派。

健太郎は、己の後輩のヒデや正登やみっちーのもう1つ後輩。
己の包みは、ヒデと正登とみっちーより下回ってました。

うちひしがれる。

投稿者 多苗尚志 : 10:34
[ 松田能成伝馬場英行伝仁藤和良伝K池M登伝松浦紀光伝豊川健太郎伝井原明子伝中沢伝大城聡伝鉄羅伝佐野哲史伝坂上暢幸伝加藤公一伝STATESMAN伝総己会伝 ]

ネズミーランドだろ!

「舞浜まで来たんだからさ!ネズミーランド征かないでどうすんだよ」とまくしたて
“オニイサンオブマツダ”松田能成、“後輩弁護士”菊池正登、“パヒデ”馬場英行を
連行する。

入場料五千円もすんのかぁ。

でも、ゲートをくぐると久々にワクワク!
さぁなに乗ろうかなッ♪

4人でカリブの海賊を楽しむ。

いや、楽しめない。

妙に冷めてる。

もう、ディズニーランドなど楽しめる心は持ちあわせていないことに気づき
喪失感を覚える。

今日の結婚式は二次会はなしということだったが
ホテルの部屋で呑んでるという電話を受け、
マツダと正登は、カリブの海賊一本で部屋へと向かった。
オトナ。

「多苗さん、どうします?」とうろたえるヒデを
「ネズミ敢行だ!元取るぞ」と引っ張り回した。

さんざん満たされない遊びを敢行し、
己とヒデがホテルに戻った頃には部屋にいたみんなは還り、健太郎も親族で夕食をとるということで
すごすごと帰宅せざるをえなかった。

この入場はワクワク、帰りは虚無虚脱は漫画喫茶に似ている。

ネズミGメンから服装チェックを受ける己。
一触即発のムカつきでした。


投稿者 多苗尚志 : 09:25
[ 松田能成伝馬場英行伝K池M登伝 ]

かわいいらさくん

仁藤家へ

“オニイサンオブマツダ”松田能成もすっかりくつろいでいた。

羅冴くんがペラペラ喋るようになっていてとても愉快。

すっごくイイ子に育ってます。

“ケンシロウ”仁藤和良に
「羅冴君、すげぇイイ子に育ってんじゃん」と言うと

「うん。俺の子だからね」と答え

それを聞いていた奥さんのチエミーが
「よく言うよ。母子家庭じゃんウチ」

爆笑。

投稿者 多苗尚志 : 03:51
[ 松田能成伝仁藤和良伝仁藤ちえみ伝仁藤羅冴伝 ]

05.12.03 土曜日

早稲田四天王会

大学時代。

己は外に飛び回るばかりで中にはまるで友達がいなかった。

己が友人だと思っている人間で大学で出会った人は10人に満たない。

貴重である。

そのうち
“最強弁士”外木暁幸
“極悪犬”仁藤和良
“オニイサンオブマツダ”松田能成

は、サークルのつながり。

彼らとは一年以内に一回会うことにしている。

4人が幹事持ち回りで、幹事は会の一切をとりしきる。

企画もそうだし、お金も他3人の分を全部もつ。

それが四天王会であり、4ヶ月前から今日の予定は決まっていた。

この前は
仁藤が赤坂プリンスでの食事をもち、
松田とアー坊(外木氏)は、新大久保で一泊二日企画をもった。

実を言うと、以来、己は二年も空けてしまっていたのだが。

まぁまぁ。

まずはボーリングで機嫌直して下さいよ。

松田の後ろの仁藤のポーズがよい。

投稿者 多苗尚志 : 14:07
[ 松田能成伝外木暁幸伝仁藤和良伝 ]

でもって

己が今都内で一番か二番にうまいと思っている焼鳥屋へ連れて。

ガン食いガン呑み

『早稲田四天王会』とは大きく出たものだ。

早稲田大学はありとあらゆる分野に優れた人材を社会に輩出している。

その中で我々が四天王という看板を叫ぶには相当の実績が求められる。

一度立てた看板は降ろさない。

看板に見合う力をつけよ。

以前、4人で会って以来の気づきと近況を語る。

互いに厳しい檄が飛び交う。

4人が出会い、結束を固めたあの頃と比べて
己が一番変容したと思う。

「成長」を結束の要とし、いかに社会の優れたる人材と成りうるか切磋琢磨する。

それが「早稲田四天王会」だ。

成長の刺激こそが我々をつないでいたものだ。

しかし、己はもう「成長」に興味はない。

社会に求められる、一般に求められる「成長」や「成功」には興味がない。

己は己が求める成長を追う。

この対比に意味はない。

どちらがより、「本当」だったり「価値」があったり「シアワセ」だったりすることはない。

ただ個人のタイプとしての選択である。

 
「自分が歩いてきた道を振り返り、ポジティブな総括をすることは誰にでもできること。
 これから自分が征く道を、何を求めるからそこへ征くと宣言してみろよ!」

と、“極悪犬”仁藤和良は云う。

おっしゃることはごもっとも。

理解もできる。

さて、我が行動に取り入れるかどうか。

「友人は無条件に友人ではない。
 どんな友人にも必ず友人である理由がある。」
と“最強弁士”外木暁幸は語る。

畏友たちよ、さて、我々の友情は続くのであろうか。

大学時代から数年が経ち、価値観・友情観などなど違いが生まれてきている。

己はそれを楽しんでいるが…。

アー坊(外木)が
「今まで一番うまいと思っていた上司に連れて行ってもらった焼鳥屋よりうまい」
と言ってくれたことがとてもうれしかった。

投稿者 多苗尚志 : 14:01
[ 松田能成伝外木暁幸伝仁藤和良伝 ]

永福庵にいらっしゃい。

四天王はそのまま永福庵へ

投稿者 多苗尚志 : 10:07
[ 松田能成伝外木暁幸伝仁藤和良伝永福庵来庵帳 ]

05.09.23 金曜日

大阪なら松田能成

大阪には己の数少ない大学の友人、“オニイサンオブマツダ”松田能成がいます。

奴と遊ぶ。

昼に梅田で会って→天王寺に行って→パスタ喰って→ビール呑んで→ジェットコースター(貸切!)に乗って→健康ランドで風呂入って→己の友達のダンス公演を観て→再び梅田でラーメン喰って→場所変えて呑みました。

松田は口は悪いけどとても優しい奴です。

大学で会って四回目くらいに、こいつとは長いつきあいになるなと思いました。

初対面は感じ悪くて年下のくせに生意気な勢いだけのメガネ坊やであんまりつるみたくないと思ったけど。

奴が生涯の趣味のように弩ハマリのジャーマンメタルの世界のきっかけも己がつくってやったのです。感謝して欲しいです。

 
まぁ、ハッピーで充実な時を過ごしましたょ。

投稿者 多苗尚志 : 10:36
[ 松田能成伝 ]

05.05.27 金曜日

西よりマツダいずる

金曜の晩って意外と空いてたりして。

特別に使おうと思って、空けておくと結局使わなかったりして。


ありゃりゃ、と思ってるところに、

大阪で働いてる大学の同期、“オニイサンオブマツダ”松田能成から電話。

あれー?

普段はまず着信しないですから、これはなんかイイ匂いがしますよ。


「東京来とるんじゃ。総己で呑むぞ。」

総己というのは、総己会。

己を含む同期3人でつくった大学のサークル。


急遽、渋谷で後輩と呑むことになった。


いいねぇ。

イイ!


こういう熱い企画がドンピシャで入ってくると非常に気分いいね。

メンツは松田に加えて
“タムい人”田村健三郎
“パヒデ”馬場英行
“きくいけくん”菊池正登


医療系営業
大手メーカー
ベンチャーキャピタル
弁護士

という顔ぶれ。


立派になったねぇあんたら。


久々に呑んでみて驚いた驚いた。


数年前までオドオドしていた後輩君たちが
立派に自信をつけているではないか。


口下手だった田村君なんかもシャッキリ話ができるようになっている。

学生時代、こいつが結婚する絵とかみえなかったけど、

今ならイケル!

ああ、イケルよ君ィ。


見たまえ、この成長率。

社会に出たから成長したんだね。

いやー、仕事ってスゲェなー。


まず目線が己ら先輩を頼らなくなった。

昔は、呑みの注文ですら己たちの顔色をうかがってたのに。

語る言葉の重みも段違い。


熱い夜になった。

投稿者 多苗尚志 : 16:36
[ 松田能成伝田村健三郎伝馬場英行伝K池M登伝総己会伝 ]

伝説の鼎談

“嬉しい好漢”谷口正俊と“天翔虎”佐野哲史が、
渋谷で初サシ呑みをしているという情報を得ていた己は、
是非その伝説に立ち合いたいと歩を進めるのだった。


一次会から“きくいけくん”菊池正登は帰ってしまったが
“オブマツダ”松田能成
“パヒデ”馬場英行
“タムい人”田村健三郎は

健在であった。


きゃつらを、説明も無しに連れ回す。

サシ呑みにお邪魔して5分くらいいる。


既にふたりは意気投合しているようだった。


このふたりがつながるのは熱い。

そこへ松田君も乱入させてみました♪


投稿者 多苗尚志 : 09:39
[ 松田能成伝田村健三郎伝馬場英行伝谷口正俊伝佐野哲史伝 ]

久々のセリラジオ

西から“オマツ”松田能成が来たとなれば、
色々連れ回して、色々紹介せねばならぬ。


“パヒデ”馬場英行
“タムい人”田村健三郎と共に

金曜原宿のセリラジオに向かう。

セリラジオとは、毎週金曜日だけ“イタリア系ハンサム演出家”黒澤世莉が
バーテンをつとめる3坪バーである。

やー、どれくらいぶりだろう。


金がからっきし亡かったので、
足が遠のいていたが、
今は

セリラジオなんぼのもんじゃい!
かかってこいや!という感じである。

…多少ね。多少、そんな気持ち、かな。


己が久しぶりに征っても世莉は驚きが低く、
その態度は己的につまらん。


征かないと征かないで、
「最近、来てくれないね」なんてメールが来るのに、
征ったら征ったで「ああ、はいはい。」

気持ちと行動がうらはらな女の子みたいな奴だ。

バカー!
もっと国を挙げて己を歓迎しろッ

お客さんの心、鷹掴みにしろよなー、ったく。

と、文句ブリブリでいると
松田は嬉しそうに「世莉さん、お久しぶりです~」とやっている。

世莉は覚えてなさげ。

たむけんとヒデは、満杯で入れなかったので還った。

セリラジオは10人くらいしか入れない。


あっきー
“最後の将”木村瞳
がいた。

後から“マネジメント天将”千秋毅将がやってきた。

えりちゃんを紹介してくれた。

あ~、あなたが。お噂は千秋的にかねがね。ええ。そりゃもう。


と、“控えめな一級士”中上俊介が、
“ももいろじゅんこ”小橋順子と
“わたちゃんこ”渡智賀を送り届けにくる。

君もイイ奴よのう。

なんか、忙しいけど連れてきたよ!と不満気味とみえる。
己にあいさつを忘れるくらい怒り気味とみえる。


シュンは還って、ふたりが残ってみんなでオバッシャーと最後まで呑む。

よく覚えてないが
ひとりでカラオケをやらせてもらったり
まぁいつも通り勝手にやらせていただいたと思う。

投稿者 多苗尚志 : 08:53
[ 松田能成伝田村健三郎伝馬場英行伝渡智賀伝小川順子伝中上俊介伝黒澤世莉伝千秋毅将伝木村瞳伝 ]