鴻池貴光伝
06.05.14 日曜日
PARASAIYO CUP 2006
遂に当日を迎えた。

1,000人のマラソン大会だぜ!?
すごすぎる。
もちろん改善点はいっぱいある。
しかし、言わせて頂きたい。
今回、PARASAIYOという可能性の凄さを再認した。
この言葉は自分が属している団体に対する身贔屓の意味と
PARASAIYOというシステム(ボランティアである。学生のオナニーではなく、一線の社会人の団体である。参加者に感動レベルを提供している。社会を変えるムーブメントである。)に対する客観性を込めて述べるのだ。

(町が出来ている)(みんな青でちょっと宗教っぽい。笑。)
クラブで1,000人集まるイベントをやるのとは根本的にワケが違う。
その違いは、イベント終了後の感想において顕著である。
クラブイベントおよび9割のイベントと呼ばれるモノは、オーガナイザーと来場者がいて
オーガナイザーが「来てくれてありがとう。」
来場者が「呼んでくれてありがとう」という旧来の二元論体質の域を出ない。
PARASAIYO CUP 2006は「わかちあう感動」をテーマとしている。
ボランティアが頭で考えるものではなく、体験してみないと分からないように
わかちあう感動の概念も頭ではわからない。
わからないのだが、話を続けると、このイベントにおいては来場者がランナーであるからして主役なのだ。
主役には10km20kmのランというある程度のチャレンジが存在している。
それゆえオーガナイザーと来場者が「感動を分かち合ってくれてありがとう」という相互の地平に立つことが可能なのだ。
ここが一番のポイントだ。
来場者が主役となって、ある程度のチャレンジが存在する条件を満たす。
ならば、また別にマラソン大会をやればいいのかというとそうではない。
そこから更にPARASAIYO CUPのバックグラウンドにあるボランティア精神が大きな違いをもつのだ。
クラブイベントでもマラソン大会でもダメなの。
PARASAIYO CUPじゃなきゃダメなの。
まぁ、内部の者がいくら朗々と語っても仕方ないし、長くなるので割愛するが
展開して強く言いたい事は
情報社会における「共有体験」という重要なキーについてだ。
現代はとかく分かった風に成り得過ぎる。
みれば分かるか?
考えれば分かるか?
そんなことはないのだ。
いまや
映像も音もやり方も考え方も成功の仕方もシアワセの成り方も自由の成り方も
感動すらも与えられる事に慣れ過ぎてしまっている。
情報のトレースに過ぎない。
教科書の検証に過ぎない。
「亜鉛を硫酸に入れると水素が発生する」って教科書にあって
そのまんまやって「あ、ホントだ」って楽しいのかよ、それ!
だから、己たちは渇いてるんじゃないか?
だから通勤電車でそんな暗い顔をするんじゃないか?
お前が主役になれ。
感じるんだ。
そして、折角感じても1人で分かってるだけじゃダメなんだ。
大事なのは他人と感じ合うことだ。
だから、家族がいるんだろ?恋人がいるんだろ?
だから友達と生きるんだろ?
同じ日に同じ天気の下、同じコースを走って、同じゴールにたどり着いて。
表現する言葉はみんな違うけれど、でも今日絶対おなじものを感じている。
友のいる人生KIなんか読むな!(じゃ書くな!笑。)己に会いに来い。イベントに来い!
己の誘いに応えてPARASAIYO CUP2006に参加してくれた友よ
感動を分かち合ってくれてありがとう。
己の誘いに「いけなくてごめん」って返事をくれた友よ
感動を分かち合う片鱗をありがとう。
あの日あの場にいた友人たち
PARASAIYOメンバー
“静かなる熱血博多男児”豊田庄吾
渡邊とし子
“小さな巨人”蓮見太郎
“カラテカ”鴻池貴光
“スローでハッピーな人間力”高須多明
駒込大祐
古賀大育
“マネジメント天将”千秋毅将
“パヒデ”馬場英行
皆黒友彌
“控えめな一級士”中上俊介
“目覚める高校生”真部達成
“浅黒い魔人”登坂宗太
“魔人の母”・“鉄の女”登坂静子
“独立独歩”郭翔愛
“度胸・愛嬌・高原響”高原響
吉田丈治
坂井直人
“情熱の歌い手”小橋寛子
“さっそうとおおきくかまえてりんとしている”太田沙織
小竹望
原陽太郎
内沼直美
“絶対笑顔”茂木千尋
“CANDY ROCK”神田恵介
“スピードの哲人”清水宣晶
“不可拘束”辰野元信
松村洋祐
出口孝浩
岩下好夫
岩下恭子
岩下かおる
三好美加
関沢光一郎
“淫靡な淑女”有馬友恵
“キダム”貴田真由美
“プニプニピノコ”中野美和
“岩武士”村上武士
“NO LIMIT”喜安克敏
林淳平
山西礼子
松本社長
“ビビリペンギン”武藤貴宏
“ふらふらライター”基太村明子
投稿者 多苗尚志 : 01:31
[ 松村洋祐伝
・内沼直美伝
・真部達成伝
・皆黒友彌伝
・太田沙織伝
・基太村明子伝
・高原響伝
・小橋寛子伝
・山西礼子伝
・三好美加伝
・茂木千尋伝
・小竹望伝
・渡邊とし子伝
・馬場英行伝
・神田恵介伝
・山田陽明伝
・豊田庄吾伝
・村上武士伝
・佐々木孝仁伝
・中上俊介伝
・高須多明伝
・鴻池貴光伝
・郭翔愛伝
・松本社長伝
・喜安克敏伝
・林淳平伝
・出口孝浩伝
・古賀大育伝
・吉田丈治伝
・坂井直人伝
・関沢光一郎伝
・駒込大祐伝
・岩下均伝
・岩下かおる伝
・岩下好夫伝
・岩下恭子伝
・蓮見太郎伝
・原陽太郎伝
・清水宣晶伝
・武藤貴宏伝
・有馬友恵伝
・貴田真由美伝
・千秋毅将伝
・中野美和伝
・辰野元信伝
・登坂宗太伝
・登坂静子伝
・PARASIYO伝
]
05.06.04 土曜日
ザーザと雨が降ってきて
ピクニックが終わったら大雨がyeahyeah。
もってきてよかった番傘ちゃん。
ノリで“不背の伊達漢”塩崎哲也誕生会に征くことになった
“情熱のFinancePlanner”長尾好則
“UNDERGROUND”室井コカヲ
“カラテカ”鴻池貴光
の3人と永福庵に還って
仮装の準備じゃ。

投稿者 多苗尚志 : 09:24
[ 長尾好則伝
・鴻池貴光伝
・室井コカヲ伝
・永福庵来庵帳
]
キミとヴォクがいる
いざ“不背の伊達漢”塩崎哲也の誕生会イベント
『キミタチガイテヴォクガイル』へ。
「祝ではなく礼」をコンセプトとした彼の誕生会は、
今年で3回目を数えるイベントとなっている。
彼の親しい盟友が、彼と誕生日が近いこともあり、
3人同時の誕生会を兼ね、その規模も大きなものである。
今年は六本木ヒルズにある六本木レジデンスで行われる。
超セレブしてやがるわよ。
ドレスコードは
(1)女性の例:
・誕生日ごときにありえないレベルのドレスアップ
・私が着たら似合いすぎでしょ系のコスプレ等(制服・ナース・チャイナ・動物系等々)
(2)男性の例:
・「主宰3人がこれ見たらビビルぜ」系
(アフロ・着ぐるみ・自主製作etc.何でもOK☆)
一応、仮装コンテストのようなものもある。
前年の3月から塩崎哲也とのつきあいがはじまった己は、
前年の誕生会イベントにも参加し、結果コンテストで優勝した。
まぁ、己は仮装師でもあるのでその辺は当然であり
コンテスト云々[うんぬん]よりも、
まさに ・「主宰3人がこれ見たらビビルぜ」。
哲也の盟友2人とはまだつきあいがないので
「主宰塩崎哲也がこれ見たらビビルぜ」。
ここに己の主眼がある。
飽くまで己の大好きな哲也狙いである。
極端な話、己としては、仮装して哲也に一目会って、
インパクトを与えられたらそれで目的達成なのだ。
さくっと還ったっていいくらいなのだ。
では、いざ征かむ。
永福庵で仮装を済ませた
“カラテカ”鴻池貴光
“UNDERGROUND”室井コカヲ
“情熱のFinancePlanner”長尾好則
らと共に出発。
大雨。
ピクニックをやってる間が嘘のよう。
さすが己。
雨をも操る。
雨。
昔から雨・雨乞とくれば龍神と相場が決まっている。
リュウ
“ソーシャルデザイナー”オキタリュウイチを拾いにいくべく
神泉の彼の自宅へと4人で向かう。
己もルーズだが、リュウ君もルーズで
家にいると言いながら、いない。
なので、彼の家の軒下で、己の仮装の準備を進める。
己はまだ完成していないのだ。
征きながら完成する。
第二形態を果たしたところで、リュウ君が還ってくる。
己一人が訪ねてくると思っていた彼は
4人いることに戸惑い、
第二形態に戸惑い。
ともあれ5人でタクシー
六本木ヒルズへ!!
ヒルズの六本木レジデンス下で仮装第三形態を果たす。
警備員がうじゃうじゃいるセレブプレイス。
ホラ来たぞ来たぞ。
「すいません。念のため伺いますけどイベントパフォーマーの方ですか?」
「違います。(パフォーマーではあるけど、あなたの期待するパフォーマーではありません。)」
「そうですか。すいません!ここで着替えられますと、パフォーマーと勘違いされてしまいますので、できましたら他で…」
「はいはい。すぐ移ります。」
警備員や警察は己の敵だが、
この人はプロだ。
最初の「念のため」という言葉の使い回しが己を和ませた。
警備員や警察がムカつくポイントはハナから
「自分とは違う・一般とは違うエイリアン」として扱うところである。
この人は、同じ地平に立っている。
すき。
さて、準備万端。
レジデンス入口の「ヲイヲイヲイ」と寄ってくる警備員を
逆にてめえがおかしいぞ、
「なんで仮装してないんだ!」
という目でにらみ返し、ゲートをくぐる。
セレブなど鼻くそだ。
果たして己は哲也に謁見を果たし、コンテストで②年連続の優勝を果たした。
哲也になにかを伝えられたと満足である。
で、その仮装というのがこれ。
後で写真をみてみて我ながら怖い。
泣く子も泣く。



帽子は誕生ケーキになっているのでした。

06.05.14 日曜日
PARASAIYO CUP 2006
遂に当日を迎えた。
1,000人のマラソン大会だぜ!?
すごすぎる。
もちろん改善点はいっぱいある。
しかし、言わせて頂きたい。
今回、PARASAIYOという可能性の凄さを再認した。
この言葉は自分が属している団体に対する身贔屓の意味と
PARASAIYOというシステム(ボランティアである。学生のオナニーではなく、一線の社会人の団体である。参加者に感動レベルを提供している。社会を変えるムーブメントである。)に対する客観性を込めて述べるのだ。
(町が出来ている)(みんな青でちょっと宗教っぽい。笑。)
クラブで1,000人集まるイベントをやるのとは根本的にワケが違う。
その違いは、イベント終了後の感想において顕著である。
クラブイベントおよび9割のイベントと呼ばれるモノは、オーガナイザーと来場者がいて
オーガナイザーが「来てくれてありがとう。」
来場者が「呼んでくれてありがとう」という旧来の二元論体質の域を出ない。
PARASAIYO CUP 2006は「わかちあう感動」をテーマとしている。
ボランティアが頭で考えるものではなく、体験してみないと分からないように
わかちあう感動の概念も頭ではわからない。
わからないのだが、話を続けると、このイベントにおいては来場者がランナーであるからして主役なのだ。
主役には10km20kmのランというある程度のチャレンジが存在している。
それゆえオーガナイザーと来場者が「感動を分かち合ってくれてありがとう」という相互の地平に立つことが可能なのだ。
ここが一番のポイントだ。
来場者が主役となって、ある程度のチャレンジが存在する条件を満たす。
ならば、また別にマラソン大会をやればいいのかというとそうではない。
そこから更にPARASAIYO CUPのバックグラウンドにあるボランティア精神が大きな違いをもつのだ。
クラブイベントでもマラソン大会でもダメなの。
PARASAIYO CUPじゃなきゃダメなの。
まぁ、内部の者がいくら朗々と語っても仕方ないし、長くなるので割愛するが
展開して強く言いたい事は
情報社会における「共有体験」という重要なキーについてだ。
現代はとかく分かった風に成り得過ぎる。
みれば分かるか?
考えれば分かるか?
そんなことはないのだ。
いまや
映像も音もやり方も考え方も成功の仕方もシアワセの成り方も自由の成り方も
感動すらも与えられる事に慣れ過ぎてしまっている。
情報のトレースに過ぎない。
教科書の検証に過ぎない。
「亜鉛を硫酸に入れると水素が発生する」って教科書にあって
そのまんまやって「あ、ホントだ」って楽しいのかよ、それ!
だから、己たちは渇いてるんじゃないか?
だから通勤電車でそんな暗い顔をするんじゃないか?
お前が主役になれ。
感じるんだ。
そして、折角感じても1人で分かってるだけじゃダメなんだ。
大事なのは他人と感じ合うことだ。
だから、家族がいるんだろ?恋人がいるんだろ?
だから友達と生きるんだろ?
同じ日に同じ天気の下、同じコースを走って、同じゴールにたどり着いて。
表現する言葉はみんな違うけれど、でも今日絶対おなじものを感じている。
友のいる人生KIなんか読むな!(じゃ書くな!笑。)己に会いに来い。イベントに来い!
己の誘いに応えてPARASAIYO CUP2006に参加してくれた友よ
感動を分かち合ってくれてありがとう。
己の誘いに「いけなくてごめん」って返事をくれた友よ
感動を分かち合う片鱗をありがとう。
あの日あの場にいた友人たち
PARASAIYOメンバー
“静かなる熱血博多男児”豊田庄吾
渡邊とし子
“小さな巨人”蓮見太郎
“カラテカ”鴻池貴光
“スローでハッピーな人間力”高須多明
駒込大祐
古賀大育
“マネジメント天将”千秋毅将
“パヒデ”馬場英行
皆黒友彌
“控えめな一級士”中上俊介
“目覚める高校生”真部達成
“浅黒い魔人”登坂宗太
“魔人の母”・“鉄の女”登坂静子
“独立独歩”郭翔愛
“度胸・愛嬌・高原響”高原響
吉田丈治
坂井直人
“情熱の歌い手”小橋寛子
“さっそうとおおきくかまえてりんとしている”太田沙織
小竹望
原陽太郎
内沼直美
“絶対笑顔”茂木千尋
“CANDY ROCK”神田恵介
“スピードの哲人”清水宣晶
“不可拘束”辰野元信
松村洋祐
出口孝浩
岩下好夫
岩下恭子
岩下かおる
三好美加
関沢光一郎
“淫靡な淑女”有馬友恵
“キダム”貴田真由美
“プニプニピノコ”中野美和
“岩武士”村上武士
“NO LIMIT”喜安克敏
林淳平
山西礼子
松本社長
“ビビリペンギン”武藤貴宏
“ふらふらライター”基太村明子
投稿者 多苗尚志 : 01:31
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・佐々木孝仁伝
・中上俊介伝
・高須多明伝
・鴻池貴光伝
・郭翔愛伝
・松本社長伝
・喜安克敏伝
・林淳平伝
・出口孝浩伝
・古賀大育伝
・吉田丈治伝
・坂井直人伝
・関沢光一郎伝
・駒込大祐伝
・岩下均伝
・岩下かおる伝
・岩下好夫伝
・岩下恭子伝
・蓮見太郎伝
・原陽太郎伝
・清水宣晶伝
・武藤貴宏伝
・有馬友恵伝
・貴田真由美伝
・千秋毅将伝
・中野美和伝
・辰野元信伝
・登坂宗太伝
・登坂静子伝
・PARASIYO伝
]
05.06.04 土曜日
ザーザと雨が降ってきて
ピクニックが終わったら大雨がyeahyeah。
もってきてよかった番傘ちゃん。
ノリで“不背の伊達漢”塩崎哲也誕生会に征くことになった
“情熱のFinancePlanner”長尾好則
“UNDERGROUND”室井コカヲ
“カラテカ”鴻池貴光
の3人と永福庵に還って
仮装の準備じゃ。
投稿者 多苗尚志 : 09:24
[ 長尾好則伝
・鴻池貴光伝
・室井コカヲ伝
・永福庵来庵帳
]
キミとヴォクがいる
いざ“不背の伊達漢”塩崎哲也の誕生会イベント
『キミタチガイテヴォクガイル』へ。
「祝ではなく礼」をコンセプトとした彼の誕生会は、
今年で3回目を数えるイベントとなっている。
彼の親しい盟友が、彼と誕生日が近いこともあり、
3人同時の誕生会を兼ね、その規模も大きなものである。
今年は六本木ヒルズにある六本木レジデンスで行われる。
超セレブしてやがるわよ。
ドレスコードは
(1)女性の例:
・誕生日ごときにありえないレベルのドレスアップ
・私が着たら似合いすぎでしょ系のコスプレ等(制服・ナース・チャイナ・動物系等々)
(2)男性の例:
・「主宰3人がこれ見たらビビルぜ」系
(アフロ・着ぐるみ・自主製作etc.何でもOK☆)
一応、仮装コンテストのようなものもある。
前年の3月から塩崎哲也とのつきあいがはじまった己は、
前年の誕生会イベントにも参加し、結果コンテストで優勝した。
まぁ、己は仮装師でもあるのでその辺は当然であり
コンテスト云々[うんぬん]よりも、
まさに ・「主宰3人がこれ見たらビビルぜ」。
哲也の盟友2人とはまだつきあいがないので
「主宰塩崎哲也がこれ見たらビビルぜ」。
ここに己の主眼がある。
飽くまで己の大好きな哲也狙いである。
極端な話、己としては、仮装して哲也に一目会って、
インパクトを与えられたらそれで目的達成なのだ。
さくっと還ったっていいくらいなのだ。
では、いざ征かむ。
永福庵で仮装を済ませた
“カラテカ”鴻池貴光
“UNDERGROUND”室井コカヲ
“情熱のFinancePlanner”長尾好則
らと共に出発。
大雨。
ピクニックをやってる間が嘘のよう。
さすが己。
雨をも操る。
雨。
昔から雨・雨乞とくれば龍神と相場が決まっている。
リュウ
“ソーシャルデザイナー”オキタリュウイチを拾いにいくべく
神泉の彼の自宅へと4人で向かう。
己もルーズだが、リュウ君もルーズで
家にいると言いながら、いない。
なので、彼の家の軒下で、己の仮装の準備を進める。
己はまだ完成していないのだ。
征きながら完成する。
第二形態を果たしたところで、リュウ君が還ってくる。
己一人が訪ねてくると思っていた彼は
4人いることに戸惑い、
第二形態に戸惑い。
ともあれ5人でタクシー
六本木ヒルズへ!!
ヒルズの六本木レジデンス下で仮装第三形態を果たす。
警備員がうじゃうじゃいるセレブプレイス。
ホラ来たぞ来たぞ。
「すいません。念のため伺いますけどイベントパフォーマーの方ですか?」
「違います。(パフォーマーではあるけど、あなたの期待するパフォーマーではありません。)」
「そうですか。すいません!ここで着替えられますと、パフォーマーと勘違いされてしまいますので、できましたら他で…」
「はいはい。すぐ移ります。」
警備員や警察は己の敵だが、
この人はプロだ。
最初の「念のため」という言葉の使い回しが己を和ませた。
警備員や警察がムカつくポイントはハナから
「自分とは違う・一般とは違うエイリアン」として扱うところである。
この人は、同じ地平に立っている。
すき。
さて、準備万端。
レジデンス入口の「ヲイヲイヲイ」と寄ってくる警備員を
逆にてめえがおかしいぞ、
「なんで仮装してないんだ!」
という目でにらみ返し、ゲートをくぐる。
セレブなど鼻くそだ。
果たして己は哲也に謁見を果たし、コンテストで②年連続の優勝を果たした。
哲也になにかを伝えられたと満足である。
で、その仮装というのがこれ。
後で写真をみてみて我ながら怖い。
泣く子も泣く。
帽子は誕生ケーキになっているのでした。