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2005年5月 9日

遂に高須多明!

“めげない笑顔”高須多明が来庵。

この漢はスゴイ。


映画KillBillで、殺陣指導をしたという集団がいた。
その集団がクラブイベントで殺陣を披露するというので
己はそれに征った。

殺陣はいいが、客入りの少ない冷えたイベントだった。

「指導しますので誰かやってみませんか?」という
オキマリの展開になるが

誰も名乗り出ない。

誰も出ない中、1人の漢が「じゃあ」って、うれしそうに出てきた。


そのイベントは音楽もあまりよろしくなく
踊れもしないし、なんだかなぁというイベントだったが
己はそいつが面白そうな奴だと思い、声をかけた。

クラブで女の子じゃなく漢に声掛ける己もなんだかなぁって感じなのだが
その漢こそが高須君だった。

高須君は、浪人生で受験中だという。

受験中でクラブきちゃったらなんだかなぁと思っていたが
その後、大学は受けないことにしました。というメールが来た。

それが冬で時は流れ04年の9月にポッと彼からメールが来た。

「お元気ですか?お会いしたいです。」

悪いがその頃、己は元気じゃなかった。

人に会いたい気分ではなかった。

予定が合わないみたいなことを言ってると

10月にまたメールが来た。

いや、会えないと言ってると

11月、12月…

半月に一通くらいのペースでメールが来る。


声を掛けたのは己の方からだったが
たかだかクラブイベントで一回ちらっと話をしただけだ。

それで4ヶ月断られてもまだあきらめない。

己ならせいぜい3ヶ月であきらめる。


こいつは面白い。


1月に少し余裕ができて、いや全然無いんだけど、敢えて余裕として
会おうということになり、日取りが決まったが
少しして彼の都合が悪くなった。

2月に延期。
今度は己がドタキャン

3月に己が2回ドタキャン。

そして

今日、やっと会えた。


ふたりとも実は相手がどんな顔だったかよく思い出せないくらいに
なっていたが

まるでめげないような笑顔の奴だった。


なんでそこまでして己に会いたかったのかと聞いてみたら

「ホームページをみて、この人は絶対面白いと思ったから」だそうだ。


酒を喰らって笑いあった。

銭湯にも征った。
初のサシ呑みで銭湯に征くのは初めてだ。

己もなにか応えたかったのだ。
 
 

 
 
 
 
月曜なので銭湯は休みだった。

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[ 高須多明伝永福庵来庵帳 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:08