« 2005年5月24日 | メイン | 2005年5月26日 »
2005年5月25日
五反田ランチ第9食
朝、通勤ラッシュから“考える足”今村亮に電話をする。
「今日さ、ランチしね?」
仕事夜勤明けだというのに快諾してくれた亮君。
板橋からお越し頂けるそうだ。
待ち合わせに向かうと弟のじゅん君もいた。
初対面。
ふたりはとっても仲が良くじゅん君もお兄さんの亮君を
「兄貴」じゃなくて「りょう」と名で呼ぶという
親しさ。
いいなぁ。
解珍、解宝ってこんな感じだったろうか。(マニアック)
モスバーガーで12:30に待ち合わせていたが、
(実は)すっかり忘れていた。
電話をもらって気づく。
「じゃあ、先にモスバーガーに入ってるッス。」
いや、モスじゃないモスじゃない。
モスは待ち合わせなだけ。
会って、なに食べたい?とふたりに尋くと
「ごはんがたくさん食べたいです」と元気な答え。
ほっほっほ。
若い方はええのう。
じゃー、周之家の食べ放題に征こうとするが
プラスチックみたいな味がする皿があるので
でり坊というごはんお代わり無限の定食屋に征って
3人で何杯食べれるか勝負しよう!と盛り上がる。
軽くジャブ的な話をしながらでり坊に向かい、
わんたんラーメン屋の看板をみた己は
「あ!」
「魚角征こう。牛角が、魚に挑戦した店があるんだよ。
今日、オープン日だったの忘れてた。」
と振り回しまくりの己。
しかししかし
「マジすか!それ征きましょう!」と
元気に対応する亮君。
いいねぇ。
「多苗さん、魚角もやっぱり焼くんですかねぇ。」
「焼くだろ!焼かせてくれなかったら一揆起こそうぜ」
「そっすね!うおおおおおおお」
と盛り上がる。
亮君もじゅん君も非常に気持ちがイイ奴らで、
吐く言葉も面白く
昼から楽しく盛り上がった。
ビール呑んじゃった。
仕事?
知らね
えっへへ
亮君とこうして真っ正面から話したのは初めてだが
マインド的に近いものを感じてとてもうれしかった。
これからもよろしくね。亮君、じゅん君。
(亮君なんかエクトプラズムしてるけど)
あ、ちなみに
店がオープンしたのは昨日だった。
それから、自分で焼けずに定食が普通に運ばれてきたが、
一揆など起きる気配すらなかった。
超テキトーですまん。
会社の人からもお前はテキトーだなとよく言われます。
テキトー上等(結局、正当化)
勝手に友の宣伝 |
亮君とじゅん君が所属しているNPOカタリバです。 高校生と大学生が真剣に語れる場を創っているそうです。 |
[ 今村じゅん伝 ・今村亮伝 ・勝手に友の宣伝 ・多苗尚志ランチ~昼食会見 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:14
紺ちゃん、谷ちゃん呑み
ちょっとあることを思いついて“嬉しい好漢”谷口正俊に相談をお願いした。
すると、
「今日は紺ちゃんと呑んでるから、その後ならいいよ。
苗ちゃんも一緒に呑もうよ。」と言われたのでいく。
渋谷・青龍門に着くとふたりはもうできあがっていた。
というか、“にこにこ配達人”紺野大輝ができあがっていた。
紺ちゃんすぐできあがるからなぁ。
この3人での呑みは初めて。
紺ちゃんのリアルで熱い話を聞いた。
会社を辞めて独立を目指している紺ちゃん。
障害者の人たちを元気にできるような講演やサービスをしていきたいとのこと。
障害者の人たちのメンタリティや性などについて聞いた。
すごい。
セックスの話で、泣きそうになったのは初めてだ。
そして、谷ちゃんは、そんな紺ちゃんを応援すべく
障害者を対象にビジネスを展開している社長さんたちを紹介したのだそうだ。
つくづく、谷口正俊という漢は豊かである。
自分の周りに、笑顔で、無償で、見返りを求めず
友達が頑張っているのを心から喜んで応援する。
それを自分の本業とは別の所で、余裕の部分で行う。
自分は自分で本業を力一杯取り組む。
こんな奴っている?
あなたの存在がうれしい。
ホント、嬉しい好漢だ。
ちょろっと顔を出すだけのつもりだったが
3人で熱い呑みになってしまい燃えた。
もう店終わりだっつのに、ビール頼んだ。
もう還れっつのに、居座った。
[ 谷口正俊伝 ・紺野大輝伝 ] 投稿者ッ ennteiheika : 17:03
バーに征こう
漢[おとこ]と己は渋谷の地下にあるバーで呑んでいた。
漢はシャンディガフを、
己はブルームーンを呑んでいた。
話している途中、左斜の席に座っていた紳士がイスから転げてしまった。
左手の紳士。
「いいこけップリだ」ということで己がビールをご馳走した。
すると、向こうからもブルームーンの返杯があり、お友達になった。
バーは面白い。
己が今一緒にいるこの漢との出会いもそうだったのだ。
ブルームーンを喰らいながら、己はあの日を思い出していた。
四年前
雷が轟き、強い雨がアスファルトを穿っていたある水曜の晩。
己は当時のルームメイト“筋肉パスタ”川島賢一、“監督”堀部勇貴と3人でバーで呑んでいた。
その小さなバーには、己たち3人しか客がおらず、誰にも遠慮せずに大きな声でゲラゲラと笑い合っていた。
店の軽い黒いドアが開いた。
ザーッと外の雨の音が聞こえてすぐに消えた。
閉じられたドアに消えた。
漢が入口で傘をたたんでいた。
漢の背広は少し濡れていた。
己はちらりと漢と目線を合わせた。
漢は、面白そうな人間ではなかった。
だが、面白くなさそうでもなかった。
計りかねる。
これが漢の第一印象だった。
漢は、我々3人の奥に座った。
己は、貸切プライベートの雰囲気が崩れてしまって残念に思った。
漢は、酒を頼み連れと会話をはじめた。
我々3人は、少しテンションを落として会話を続けた。
そして再び3人の会話が盛り上がってきた頃、
己は小用を催した。
狭いバーだったので、手洗に向かうのに少し難儀した。
やっと手洗のドアを開けたとき、漢の会話がふと聞こえた。
「そう。和田清華ちゃんって子が結婚して…」
己は
「トイレに行くのも難儀だな。
清かと結婚するのは森田英一。」
とつぶやいた。
漢は丁寧な言葉遣いで
「え?和田清華ちゃん、知ってるんですか?」
と言った。
「知ってるもなにも…」
トイレのドアを閉める。
「いい話の展開途中でトイレ行くなよ!」
堀部勇貴がツッコム。
その日の会話のテーマは「野望」だった。
我々3人と向こう2人の5人で
野望について語る。
ひとりひとり順番に語り、
番が回ってきて漢はこう語った。
「野望って、スパンがあると思うんだけど、まずは近いものから。
ぼくは会社をやってるんだけど、今年は社員の海外旅行を増やします。」
か、
「かっこいい!
あんた、かっこいいな!
谷口正俊さんでしたっけ。
谷ちゃん!
あんたかっこいい!」
「初対面の人をあんたとか言うな。」
ありがとう堀部勇貴。
面白さを計りかねた漢は、果たして「超」面白かった。
言葉の端々に彼の面白味がにじみ出ていた。
以来、“嬉しい好漢”谷口正俊とは親しいつきあいだ。
谷ちゃんも、己も森田夫妻の結婚パーティーに出席したから
どちらにしろ出会っていただろう。
しかし、あの日の出会いがなければ今日ほど親しくはならなかっただろう。
ブルームーンを呑み干して、ドライマティーニを注いでもらった。
今、谷口正俊と多苗尚志のタッグが軽快に紳士と会話を楽しむ。
谷口正俊