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05.08.04 木曜日

オリジナルであるということ

最近、己は教育よりも薫陶がよりステキだと考えている。

教育とは答えであり、薫陶とは答えらしきものである。

教育は受身であり、薫陶は自発である。

先人や環境から自分で選び取って学んでいくことが薫陶である。

思考を停止しない。

自分の感覚・解釈を常に研ぎ澄ませている。

 
学ぶことは真似ぶことと言い、与えられた答えを何度も咀嚼し
ある日、自分のものにすることが学ぶことだと言うが
それはつまり、近道を提示したということに他ならないのではないか。

近道はなにかを棄てている。

 
答えとはなんだろう。

分かったようで分からず、答えのようで答えではない。

そうではないだろうか?

己はそれが好きである。

たとえゆっくりであろうとも自発を棄てない。

たとえゆっくりであろうともなにかを棄てない。

 
北川英里奈は答えを必要としていない。

あまた差し出される答えに迷いつつも、揺らぎつつも、

明るくそれらに笑顔を向けつつも、

しかし目線だけはハッキリと道を見据えている。

 
自分の道。彼女の道。オリジナルであるということ。

左右対称の非自然的な完璧な美しさよりも
アシンメトリな自分らしさを選び取る潔さ。
 
 
オリジナルであるということ。

それはそれ単体で尊い魅力である。

投稿者 多苗尚志 : 2005年8月 4日 10:30編集
[ 北川英里奈伝エピソードからみるその人の魅力 ]

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