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06.10.29 日曜日

義理に篤い倭

義理とはなにか。

友達の誕生会やイベントがあった時に誘われていく。

これは仲がいいからいくのだ。

これは義理ではなく「縁」だ。


あまり親しくないが、自分が所属している団体が世話になった人の
送別会にいく。

これが義理だ。

義理とは

「あまりいきたくない」「めんどくさい」「仲良くないし」という感情ベースを越えて

「世話になっている人だから」という論理で行動できる力を指す。


友達の誕生会ですら、

体力がないからとか、金がないからとか、予定が詰まってるからといった理由で断る人がいる。

そんな理由は自分の都合の範囲を越えていない。


大丈夫。

すぐ家に還っていい、金も払わなくていい、時間もいらない。

1秒でいいから顔を出せと己は言いたい。

君が1秒来てくれたら、その人はどんなに喜ぶだろう。

1秒出席を受けた人は、わざわざ1秒のために来てくれたんだ、と特別な感謝を覚えるだろう。

1秒出席は出席に勝るとも劣らない。

“ニセライター”新保輝之は以上のことをよく理解している。

本当に義理に篤い倭だ。


彼と己に共通するダメな点は貧乏であることなのだが。

他人のことばっかり考えてダメな人たち。

投稿者 多苗尚志 : 2006年10月29日 08:07編集
[ 新保輝之伝エピソードからみるその人の魅力 ]

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