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07.01.19 金曜日
なっしき呑み
“幸せを繁らせる梨の木”梨木繁幸から「呑もうよ」とメールをいただいて呑むことにする。
恵比寿。
数々の良質の呑みを生んできた恵比寿の名店「三橋屋」で。
店を八時半に予約しておいて、8時25分に駅で落ち合って
八時半に吉牛に入る。
まず腹ごなしをしておかなければならない。
して、35分に三橋屋へ
なっしきと初めて出会ったのはなにかのパーティーだ。(らしい)
猪蔵さんという共通の友人が紹介してくれた。
彼は、なっしきに
「なっしーに会わせたい奴がいる。なっしーもサムライだけど、彼もサムライだ」
ということで引き合わせてくださった。
でも、己はあまりこの出会いは覚えてない。
きっと、その時はなっしーがヘコク見えたのだろう。
なっしーは厳しさはあってもトゲがない。
目上の人にも素直にへりくだる。
初対では、己にはそれが無思考に人に帰属する者と映った。
己にヒーローに対する考えがある。
ヒーローとは、もはや前近代までの権力者や一握りのスーパースターや、偉業の達成者や
芸能人やセレブや各地域各ジャンルの成功者・カリスマなどではないのだ。
我こそはという気概をもつ者こそヒーローであり、
故に弊ブログに登場する友人たちは皆ヒーロー・ヒロインなのだ。
少し定義が広いだろうか。
しかし、逆にハッキリと、こういう者はヒーローではないと言えることがある。
それは、「他人に帰属する者」だ。
どんなにそいつ自身が魅力的でアレ、そいつが帰属している相手がどんなに偉くて
どんなに有名であらゆる能力が高かろうが帰属してしまったら
そいつはもうヒーローではない。
ダメでも、なにもできなくても「我こそは」という独立を守る者が居たらそいつはヒーローだ。
己はヒーローを好む。
で、あるからしてなっしきとの初対は印象が薄いのだが
それは恐ろしい印象だったと言える。
なぜなら、その印象のまま会いたいとも思っていなければ
この類い希なヒーローと共に生きる人生を失っていただろうから。
2度目に会ったのは05.07.22だ。
この会においても、なっしきは目上の木戸寛孝をたてていたが
よくよくみてみると、彼は「目上の人は立てるもの」という道徳をもっているが
別に帰属しているわけではない。
「なるほど」と先達の話をすべて受け容れ、反論はいれないものの
目が死んではいない。憧れてはいない。自分で考えて人の話を聞いている。
こいつ、面白いなと思ったのがその会で、以来、己はなっしきが大好きだ。
今日は特に深い話はしなかったけれど、爆笑の連続で酒がうまい。
近年、爆笑し合える相手というのも貴重なものだ。
今日のネタは「なっしき家パンツ放置事件」
ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ。
ふたりで30秒くらい身をよじりながら笑ってる×8セットくらい
重爆笑。
店のおばちゃんもつられて笑ってサービス品を出してくれる程。
今も思い出しただけで笑える。
ご飯4杯喰える。
投稿者 多苗尚志 : 2007年1月19日 14:19編集
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