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2007年2月 8日

新宿ランチ 第67食

このランチ系の記事、今まで職場の町名を冠して○○ランチとしていました。

五反田に勤めている時は五反田ランチとしていて、

その時は営業で渋谷にいって誰かとランチしても
「五反田ランチ」としていました。

不自然で面白がってはいたけど、

フツーに食べた場所を冠すればいいのではないかと

今更気づいた。

今更が多いのが己である。

新宿に営業に征っていた。

なにげなくモスバーガーに入った。

スパイシーモスチーズとテリヤキチキンとフィッシュバーガーと
モスサラダを頼んで食べていると背中に倭が通った。

それまで何人もが己の背中を通り過ぎたが、
その倭の時だけ己はなぜか振り返った。

振り返ってそのまま背の高い丸イスを降りて
「おい」と倭の肩に手をやった。

倭は己の貌[かお]と向き合って2秒考えていた。

そして、「おぉい!」と破顔した。

“幸せを繁らせる梨の木”梨木繁幸と待ち合わせた時もそうだったが

スーツを着ている己とそうでない己を照合させるには皆2秒ほど時間がかかるようだ。


倭は“快男児”村上あらし。

本宮ひろしのキャラクターから暴力だけを抜き取ったような倭。奴ほど快男児の称号に合う倭を己は知らない。

「モスでいきなり声掛けてくるって『こいつ、新しい営業してくるな』って思ったぞ。」

わっはっは、とふたりでランチをする。

写真を撮ると「なに?その写真アップしたりしてるの?」って

オイ!

お前さん、KI新年会来てくれたやんけ。

弊ブログのウリ(弊害)しらんかったんかいな。


あらしは時々こういうところがあるからな。

でも、今に始まったことではないので逆に微笑ましい。

[ 梨木繁幸伝村上あらし伝バッタリ!多苗尚志ランチ~昼食会見 ] 投稿者ッ ennteiheika : 18:53

村上あらしという倭

その倭は本宮ひろしのキャラクターから暴力だけを抜き取ったような倭だった。
奴ほど快男児の称号に合う倭を己は知らない。

“快男児”村上あらしと己は同い年である。

大学は違うが99年の夏に友達を通して知り合った

彼は大学時代、共同経営でITベンチャーを立ちあげていた。

彼は己を面白いと買ってくれて「一緒に仕事をしないか」と言ってくれて、
己は大学に征きつつ、四谷3丁目にあった彼の会社で働いていた。

昼まで学校、昼から会社という形で1年半勤務したが、
己は本当に申し訳ないくらい仕事ができなかった。

分かる人は分かると思うが世辞でもなんでもなく本当に出来ないのだ。


給料泥棒。

友の期待に応えられない侠[おとこ]。

己が会社を辞める頃、あらしと会社の近くの呑み屋でふたりで呑んだ。

いったいぜんたいどう考えたって己の能力が低いのだが
彼は責任を感じている様子で「ひさしの才能を活かすことができなかった」と
残念がってくれた。

己になにがしかの才能はあるかもしれないが、ビジネスはホントにダメだ。
ビジネスというか仕事がダメだ。まるでダメ課課長なのだ。


それから5年以上の歳月が過ぎ、今日も彼と己はバラバラな道を歩んでいる。


彼も既に当時の会社からは離れていて、紆余曲折色々なことを経験して今に至っていた。

彼と己は基本的ななにかが通じ合っているので
1年に1回でも会って呑めば全てキャッチアップできるというタイプの間柄だった。

そして、今日、モスバーガーでバッタリ会い、
彼が今社長を務めている会社がすぐ近くだということなのでお邪魔することにした。


決済関係のビジネスということだった。

ふたりでふかふかのソファーに座りお茶を呑みながら語っていた。

彼の今の仕事の概要と展望と夢をザッと聞かせてくれた。

己は

まさか、まさかないだろうなと思いながら相槌を打ち、彼の話を聞いていた。


そして、最後に彼はそのまさかを言うのだ。

「ひさしもよかったら、また一緒に仕事をしよう」と言ってくれた。


!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

なんて、イイ倭なんだろう!

言えないぞぉ、この言葉は。

彼の己に対する思い出(笑う)を考えれば、この言葉は出てこないはずだ!


己は感激してしまった。

もう、とっくに懲りていたかと思っていたのに。笑。


いや、懲りてはいるだろう。

でも、その言葉をかけてくれることの意味。

それは自分さえしっかりしていれば多少の相手のミスも呑み込めるという意味もあるかもしれない。

だが、それとは別に、彼の言葉に

「その者がなにかが出来るから好きなのではなく、その者が好きだから好きなのだ。」

を感じるのだ。


勝手に己がそう解釈して勝手に盛り上がっているだけかも知れないが

それでもいい。

夢を魅せてくれるだけでもその相手は尊い。


村上あらしは己の魂の友人。


また迷惑をかけてしまうからと言って、己は丁重に断った。

「そうか。気が変わったらいつでも来てくれ」と更にイウ。


この世でこの倭と出会った歓びを噛みしめながら、冬の昼の新宿を去っていった。

[ 村上あらし伝エピソードからみるその人の魅力 ] 投稿者ッ ennteiheika : 02:11

多苗尚志のサシ呑みクエスト40


前々から呑みたいと思っていたが、タイミングが合わず

今日ついに、それがかなえられた。


倭は寿司職人である。

前日の夜に
「明日、楽しみにしています。

 これから漁にいってきます」
というメールが入った。


新橋SL広場で待ち合わせである。

ケータイメールのやりとりで

「中央にいます。ハンティング帽子をかぶっています」

とくる。

果たして、SL広場の中央に品よくハンティング帽子を被っている倭がいた。

“寿司の伝道師”岡田大介である。


己は大体、人と待ち合わせて店に入るまでが落ち着かない。

店に入ってからじっくり面をつきあわせて語りたいのであり、
移動中は気もそぞろなのだ。

彼とは何度も会っているが、サシで話したことはない。


「友交のスタンス」がまだ成り立っていない。

ツッコミ役になればいいのか、ボケ役になればいいのか
愛情深く接した方がいいのか、つっけんどんの方がいいのか
タブーの話題は何か、禁句は何か…

まぁ、軽くあいさつからいこう。

「ハンティング」帽子と昨日のメールの「漁」というのが奇妙なマッチングを
魅せていたから、そこから触れる。

「なに?漁ってのはなんなの?」

「ああ。まだ始めて3ヶ月くらいなんだけどね、船で魚獲りにいってるんだよね。

 ホントに寿司やるんだったら、どこ産のマグロがイイとか言ってられないじゃん?」


ピピー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

己は脳内にサッカーの点が決まった時のホイッスルが鳴ったのが聞こえた。

終了です!

もう今日は終了。

もう還ろう。

呑まなくてイイよ。

惚れたわ。

店に着くまでに惚れたのは初めてじゃよー!!!!


「どこ産のマグロがイイとか言ってられないじゃん?」

魅せ用のセリフってあるんですよね。

『あ、こいつ今己を惚れさせようとしてるな』って分かっちゃうセリフ。

確かに嘘はついてないのかもしれないけど、
まだそのセリフがその人の奥底まで馴染んでないっていうか…

でも、岡田君の場合は、もうなんか、当たり前ですもんね。

それがすごいとか自分で全然思ってないし。


「どこか面白い和食の店で食べよう」というテーマになっていたので
あらかじめ“正統な異端者”森村隆行に協力を申請し
新橋の焼鳥屋をご紹介頂いた。

「自分は(自分の考える)寿司の道に生きる」というスタンスが明確だからであろう。

一緒に呑んでこんなに気持ちいい。

「おまかせしかやらない。

 やっぱり、季節が違うのになぁとか思いながら出したくないから。

 1人5千円でやってたんだけど、人気が出てきて毎日仕事とかになっちゃって
 とてもじゃないけど回らなくなっちゃった。

 だから、怖くもあったけど、1人1万円にした。

 自分も成長しなくちゃいけないしね。

 それだけのものを出そうって頑張ればいいんだし。

 お陰様で好評頂いてます。」

最高だ。

[ 森村隆行伝岡田大介伝君は己の初めてです ] 投稿者ッ ennteiheika : 02:10

空OK

“寿司の伝道師”岡田大介と焼鳥屋(うまかったよ)から河岸を変えて、日本酒を一杯。

己は日本酒を呑むと翌日必ず腹を下すのでここぞという時しか呑まない。

それからカラオケ。

最近、カラオケづいてますね。

[ 岡田大介伝友いる動画 ] 投稿者ッ ennteiheika : 01:24