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- スピードの哲人の哲学
07.10.14 日曜日
スピードの哲人の哲学
先日も紹介したのだが、その深みを感じている。
チームで深い経験を共にし、その解散時に“スピードの哲人”清水宣晶は
こう、述べるのだ。
「このみんなと同じメンツで来ることは2度とないと思うけれど、オレは…」
どう思うだろうか。
ややもすると
・このチームの中に清水氏の嫌いな奴がいて、もうそいつと一緒になにかをするのは
勘弁だ。
・今度、なにかをするときは清水氏の好きなメンツでパーティーを組んで行動したい
という意味にもとれるのだが、もちろんそうではない。
彼の人生観において「人生は有限である」という前提が非常に濃い。
命に限りがある以上、もちろん有限なわけで、なにを当たり前な、と思われる向きも
多いかもしれないが、「本当に意識している」というレベルで考えるとどうだろう。
清水氏は本当に意識している。
年をとるにつれ3人とかならいざ知らず、それ以上となると様々な理由で同じメンツでパーティーを組むのは難しいだろう。
その時の仕事の状況、家族の状況、個人的な心理状況。
事実、我がロックユアハートを例に挙げると
結成時の10人は3年の歴史で、その結成時しか揃っていない。
そしてもし、その低い確率ながら以前と全く同じメンツが揃ったとしても
「行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。」
方丈記よろしく、そのメンツは3年前、否、昨日と同じメンツではないのだ。
陳腐に言えば、一期一会ということだ。
しかし、それを清水宣晶は自分の言葉と態度をもって強烈に示してくれる。
※清水宣晶は最高の友です。
投稿者 多苗尚志 : 2007年10月14日 21:06編集
[ 清水宣晶伝
・エピソードからみるその人の魅力
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