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2007年11月21日

のんのんと晶

航空券は台湾経由だった。

征きも還りも台湾で一泊することになる。

“スピードの哲人”清水宣晶は己に合わせて台湾に来てくれた。

己は、0時過ぎで市内に入ることになるので
先に晶には大嶋望に会っておいてもらう。

メールであいさつはあったものの
ふたりとも会ったこともないのに、いきなり台湾で
「じゃあ、ふたりでお茶でも呑んでて」と言われて
なかなか、オイオイな状況だが、あんまり気にしてない様子で
ふたりともさすがだった。

(その時、自己紹介ツールとして使えるのが弊ブログだ。
 自分の友伝のURLを
 相手に伝えればかなり有用というもの。
 SNSなんかのIDなんか伝えたってダメ。
 自己紹介文や趣味とかのプロフなんか見たってその人柄など伝わらないのだ)

のんのんと清水宣晶。

己は天竺旅行で胃腸を極端に衰弱させていたので
折角うまそうな台湾料理がいっぱい出てきても、まるで喰えなかった。

拷問だ。


※清水宣晶との海外旅行は初。

[ 大嶋望伝清水宣晶伝君と己との初体験記録 ] 投稿者ッ ennteiheika : 13:21

爆笑の殿堂1

人生にとって思い出こそがその生の証である。

どれだけ多くの、どれだけ美しい(美しさとは善悪も清濁も呑み込んだものである)思い出を
胸にかかえられるだろうか。

「友との思い出」ということを考えた時に、
なにを一緒にしたね、ということも思い出であろうが

特に、「美しい景色を共にみていた」、「苦労した」、「爆笑し合った」などは
鮮明によみがえる思い出ではないだろうか。

己はそうした思い出を宝物のように集めたい。

笑いというのは、論理的なものではなく、その時のタイミング、気分などによって
左右される部分が大きいため、再現性・伝播性は低いだろうが記録として残そう。

爆笑の殿堂として。


---
“スピードの哲人”清水宣晶と台湾の食堂に入った。

ドアを開けて店内を見回した瞬間!


えええ!?どこによ。

と胸の内でツッコミを入れた次の瞬間!

視線を隣に移すと…


捕まってますけど!!

晶と腹抱えて爆笑。

おまけにビールを頼んだら

ダメ押しに悶絶。

なぜに「う」だけ小さいのか。


更に、メニューをみてみると麺類のところで、
8つくらいあるメニューのウチ7つは、
「牛肉を使ったラーメン」とか「麻婆をのせたラーメン」という具合に、
ちゃんと説明できているのだが、
ひとつだけ、
どうすればいいのか迷ったのか
「すっぱ辛いラーメン」とある。

しかも、また自信なさげにそこだけフォントが小さい。

息が止まるくらい笑った。


一緒にいた大嶋望は「日本語なんか全然珍しくないよ?」となにが面白いのか分からない
という風だったが、

日本語じゃなくてね、そのセンスが…。

いや~、炸裂だったわ。

[ 大嶋望伝清水宣晶伝爆笑の殿堂 ] 投稿者ッ ennteiheika : 12:02

CLUB!CLUB!!CLUB!!!

最近、己はトランスが好きでよく聴いている。

“スピードの哲人”清水宣晶も興味をもってくれたので、CDを貸したりしていた。

今回、晶と“ルパン一家のように海外で集まろう”という企画が立ち上がった時
更に「台湾のクラブでトランスデビューしよう!」と盛り上がった。


だもんでクラブ。

ドアに征くと、黒服の中国人が4人いた。

バタバタしていたので
「もう終わったの?」と尋くと
己の格好をみてから少し逡巡して
「ああ…今日はもう、終わりです…」
と言った。

晶君に「もう終わりだってよ」と言うと
黒服が晶君のシャンとした身なりをみて
「いや、ちょっと待って下さいね!」と言い
「あちらでチケットを買ってください」と言われる。

おい、なんだそりゃ。

ドアが2800円もした!

みんな大丈夫なの?
結構高いんじゃあ…。


あ、お金は全て晶君が払ってくれました。
さっきの台湾料理もタクシーも地下鉄も全部。
己は一銭も払いませんから。
己は「社長が全部払ってくれます!」と従者のようについている。


木曜だというのに、台湾のガキンチョどもが遅くまでいる。

終電はとうにないだろう。

でも、台北の市内自体そんな広くないのでみんなチャリとかで還るのかな?


晶と己とで、役割が完全に別れていて、己がダンスで晶がナンパ。

ナンパと言っても別に飢えてるわけではなく、
コミュニケーションとして楽しむだけだ。


それでも、晶君のすごいところは
「晶君、あの女の子とかどうですか」と指差すと
どうですかの「か」を言い終わる前にもう向かっていってる。


笑える。


“蚊トンボ拓”岩下拓はヒッチハイクがすごくて
己が「拓、あのトラック。」と言うと2秒で運転窓に飛んでいって交渉するが
晶君はそれと同じスピードでナンパをする。

ノーヘジテイトなふたりで見ていて笑える。


その辺のおじさんでも英語ができるので台湾はスゲェと思ったが
クラブのガキンチョはあまりダメなようだ。

晶君は「日本語も通じないから筆談で迫ってみる!」と
中学生のような目をしてロッカーに走っていった。

晶が愉しそうで己もうれしいよ。

己はまるっきりナンパに関わらずずーっと踊ってる。

晶君曰く「台湾っ子の注目を独り占めだった。」
「あの中途半端なブレイクダンスみたいなのがイイ」

でも、こちとらインドで相当体力を消耗していたのですぐ息があがってしまう。
心臓病にかかった孫悟空みたいな気持ちでした。


己らは四時半まで遊んでタクシーでホテルに還る。

己はもちろん予約もしてないのに勝手に潜り込んで、晶の部屋のダブルベッドに寝る。


台湾のクラブは選曲がちょいとダサ目で日本の5年前って感じだった。
トランスはなかったが、トランスっぽい音を出してるフロアは不人気で閑散としていた。

己はそっちの方が好きでDJのウーロン(勝手に命名)にひたすら
「ナイスだぜ!(自信持て)」というサインを送り続けた。

[ 清水宣晶伝友いる動画 ] 投稿者ッ ennteiheika : 11:21