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08.03.10　月曜日

ビュウお母さま

ビュウさんのお母さまが入院しているのでその見舞いに征く。

ベトナム人の移動はもっぱらバイクだが、結構はぐれることもある。

今日はタムちゃんがはぐれた。

途中まで一緒だったのだけど、あるところで先にいってしまって還ってこない。

しばらくして電話をかけてみると

「ガソリンが切れちゃったので今、手で押しています」
とのこと。

タムちゃんと再会したのは翌日だった。

あはれ。

ベトナムの病院に入ったのは初。

この…廊下で寝てる方々は一体…。


お母さまは、パジャマで寝ていらしたけど
我々が到着すると、体を起こして髪をゴムでまとめて居を正された。

外国人の己もそうであるが、トアちゃんもティーちゃんもお母さまと会うのは初。

それでもなんというか、堅苦しくなく、それでいて礼儀が保たれている雰囲気がなんとも美しかった。

病床にあっても、毅然とされているお母さまと、敬語を使いつつもベトナム人独特の
親しみの深さがこの雰囲気を醸しているのだろう。

ビュウさんもお母さまに対し、
敬意と愛情を表現されていて、なにか新しい気持ちが己の胸に吹きこんできた。


※このエントリをもってビュウお母さまが友いるＫＩに入伝しました。

投稿者 多苗尚志 : 2008年3月10日 00:12編集
[ トア伝 ・ティー伝 ・ビュウ伝 ]

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