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08.07.19 土曜日
人間は変わります。容貌も変わるし、仕事も変わるし、名前も変わるし、政治的立場も、信仰も、趣味も、何もかも変わる。幽明界を異にすることだってあります。両方共がそういう風に激しく変わってしまうと、コンタクトは維持できませんよね。
でも、一方が「ぼくはここにいて、いつでも君を見守っているよ」、Please keep in touch with me というアナウンスメントをしていると、事情は少し変わります。村上春樹の初期の小説に出てくる「ジェイズ・バー」の「ジェイ」さんなんかは、そういう人間的なファンクションを担っていたんじゃないかな。
そういう「定点」というか、自分がどういうふうに変わったのか、その経年変化を視認するための「定点観測点」があると人間てほっとするじゃないですか。
～内田樹・平川克美『東京ファイティングキッズ』ｐ１７０より～
己自身が変わる人間なんだけど、『多苗尚志の友のいる人生ＫＩオーケストラ』はそうした定点観測点で在りたい。
あなたの灯台になります。
疲れたら還ってきて、あなたの名前が冠された友伝を振り返ってみてくださいね。
投稿者 多苗尚志 : 2008年7月19日 15:05編集
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