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08.08.07 木曜日

やれやれラプソディー

「また呑みましょう」

終電間際、我々4人は恵比寿駅で華々しく散った。

“嬉しい好漢”谷口正俊が己を呼び止める。
「苗ちゃん大丈夫?電車あるの?うちに泊まってもいいんだよ?」

大丈夫ですたい!まだ電車あるったい!

今日は気持ちよく酔った。
 
 
“独立独歩”郭翔愛に電話する。

「電車なくなっちゃったんだけど、泊めてもらってよい?」

「ああ、いいですよ。兄ィ、今どこですか?」

「恵比寿から歩いちょる」

「ボクも結局、終電なかったんで恵比寿からタクシーで来てるんですよ。今どのあたりですか?」

「○○前を歩いてる。」

「まだ全然ですね。じゃあ、家でお待ちしてますんで。」

さっさと泣きついておけば、今頃快適にタクシーやったのに。

妙なところでプライド然として人の好意を断り、結局無様にすがってしまうのが
己の醜いところベシ。

そもそもどこを頼りにしていてどこに泊まろうとしていたのかも忘れてしまった。

歩いて(汗だくになって)“独立独歩”郭翔愛の目黒のウチへ

何年ぶりかの郭宅。

更に缶ビールをあおってお湯をいただいてイビキをかく。

一通りのドタバタで軽く財布を亡くしているがこの時点ではまだ知る由もなし。

明朝、寝ている郭クンを起こしての軽いひと騒動となる。

投稿者 多苗尚志 : 2008年8月 7日 05:59編集
[ 谷口正俊伝郭翔愛伝 ]

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