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09.02.06 金曜日
池本多賀正を思い出す
昨夜、"ひとの3倍生きる侠[おとこ]"池本多賀正から電話があった。
電話自体珍しいが、
内容がまたなんでもない、「どうしてる?」電話で
7年のつきあいの中でそんな電話は初めてだった。
思いがけず20数分くらいかけて、お互いの人生の現在地を確認し合った。
電話の内容はともかく、なぜ今電話してきたのかはなんとなく分かる。
彼については弊ブログでもつい先日、言及したところだ。
彼を思う。
池本多賀正と己との関係というのはとんでもなく"ドリップする"関係だ。
つきあいこそ7年と長いが、サシで語ったのも数回だし、共有体験も少ない。
同じサークルにいたので、顔を合わす機会が多かった時期もあったが、
同じ場所にいても話すことは少ない。
2年目で初めてサシ呑み
3年目で初めてイベントを共催し
4年目で初めて自宅に征き
6年目で初めて共に風呂に入った。(風呂好きの己としては超珍ら)
ゆっくり、ゆっくり。一滴一滴関係を築いていくのだ。
己が彼のやり方に合わせているのだと思うが、もちろん関係は互いに作るものだ。
彼はあれもやって、これもやって、それも考えて、どれも経験しての
バリバリの超濃圧縮型人生だが
己はあれはやったけど、これはやらない、それは考えたけど、経験はないという
スカスカの酵母菌人生だ。
己の母親に「彼は織田信長ね」と言わせた侠。
己はさしずめ、木造具政あたりだ。
そんな池本氏と己がゆっくりではあるが加速度的に出会うことによろこびを覚える。
前述の通り、20数分かけて人生を確認し合ったが
それがまた、昔はこんな会話のキャッチボールが成立してなかったような、という違和感をもったものであり、
更に、己は彼に対して敬語を使っていたか、半敬語だったか、タメ口だったかも忘れてしまい、語法に苦労しながら話していた。
いつでも新鮮なよろこび。
投稿者 多苗尚志 : 2009年2月 6日 07:50編集
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