多苗尚志に向けられた言葉

こちらには会話、手紙等で直接己に向けられた言葉を収録します。
敬称略にて失礼。

 

(北斗の拳の)ケンシロウだって好きで傷を負ってるわけではない

04.07.21 鈴木智也@アジアンカフェカンタス

この傷を負えば今よりパワーアップする。

それが分かってるなら敢えて傷を負いにいく。いけばいい。いく必要がある。

そんなわけはない。

負いたくもない傷を負い、しかしそこから成長するのだ。

 

会社に行ったら落ちてらんないんだからさ。今ぐらい落ちさせてくれよ。

04.07.19 千秋毅将@ドライブ車中

日本に元気がない。

サラリーマンに元気がない。

ため息をついてはいけない。もっとポジティブでいよう。

本当にそうか?

己には彼の言葉の方がリアルだ。

 

多苗はそれをもう五年もやってるんだよ。誰も追いつけないよ。

04.06.25 平手喬久@築地・寿司屋

就職活動も経験せず、定職に就かず(就けず)、労働が苦手な己は、そのことが軽いコンプレックスとなっていた。

即ち、石の上にも3年と言うが、己はまだ学校を卒業して以来、3年間仕事を続けた経験がなかった。

そんな己ってどうなんだろうと思っていたが

平手喬久が、「多苗はそれ(定職に就かないということ)を五年もやっているんだよ。」

と指摘してくれた。またひとつ己の目の前が啓(ひら)けた。

 

 

ひとは“生きたいように生きている”んじゃないかな。

04.06.25 平手喬久@築地・寿司屋

 

己は「ひとはなぜ生きるのだろう」という問いに対して、「シアワセになるために生きているのだ」と答えを用意していた。

しかし、もっと突き詰めて考えると「なぜ生きているのか」に対する答えは「生きているから生きているのだ」と思う。

己はこのふたつの答えに隔たりがあるように感じていて、もうワンクッションというか、両者の間をとるような答えを模索、必要としていた。

平手喬久と語り、いくつかの会話を経て彼の口から出てきたのは

「生きたいように生きている」のではないかという答えだった。

己は、これがとても腑に落ちた。

シアワセもまた価値観のひとつでしかない。

(採る行動から判断して)シアワセに生きたくない奴もいる。

 

うん。憑いてるからね

04.05.24 滝口英俊@中目黒・ドリームハウス

 

滝口英俊は霊感というか直感の優れている男として若干有名だ。

彼と話していた。

「最近、スゲェ肩が凝るんだよ」と言うと。

「うん。憑いてるからね。

…。

いや、憑いてるってのは霊とかいうんじゃないよ?

ヒサシは結構貸し借りがあるだろう。借りが肩にのってるよ。」

己はこの言葉にすごく思い当たりがあった。

 

耳とか指紋とか手相、足先、末端をみれば人間ってわかるんだよ

04.03.21 中ちゃん@駒沢公園・花見

 

投資の仕事をしていた中ちゃん。

成功する社長の共通点として福耳があることを発見し、以来耳にはうるさい。

そして上記のような名言を残すに至る。

己の耳はどうなの?と恐る恐る聞いてみたところ

「多苗君はイイ線いってるけど、まだ隠してるね。ほら開ききってないもの。」

む、むぅ。

 

俺はあまり、他人の言葉って好きじゃないんだよね。

自分でみつけない限りは形が変わって中に入るだけって言うか。

04.01. 森村隆行@渋谷・SUS

自分が響く言葉を集めてみんなに発表しようという企画があったときに。

俺もいわゆる名言集というようなものが好きではないのだが

ちょっと、アインシュタインやゲーテの言葉などが響く時期があって「あれ?」と迷っていたところに森村氏が言い得てくれた。

 

 

(俺の中で最近、漢詩が熱いのよ)

もう、漢詩みてるだけでイッちゃいそう

04.01. 池本多賀正@渋谷・SUS

池本多賀正の熱は、また別格なのである。

彼の搾り出すような声から上のようなことを言われるとそれだけでもってかれる。

気を張っていなければならないのだ。

 

個人を掘り下げることで、ある種の普遍性に到達すること。
自分の底の方の壁を抜けて、他の人にも価値のある何かを伝えることは、
表現にかかわる人すべての課題だ。

04.01. 池本多賀正@メール

これは池本氏の言葉ではなく誰かの言葉なのだが、池本氏から己に宛てられたメールにあったので。

 

好きだよ。もう愛しちゃってるよ。笑。

04.01.19 川森英司@高田馬場・春夏秋冬

説明するのが複雑なので分かりやすくメチャクチャ極端な例で。

実際の彼はそうではないのだが、彼が少年院に入っていたとする。

彼と己で2人一緒にいたイベントに女の子が来ていた。

その女の子は「大学では色々勉強をしました。法律などについて勉強する傍ら、ボランティアで少年院に慰問にも行ってました。

彼らと触れあう機会をもち、様々なドラマもあり、それが私の成長に繋がっています。」

なんてことを言っていた。

会場のみんなはほぉ〜っなどと感心しているのだが、

彼、川森君は心中穏やかではないように己には見えた。

果たして、その後彼と呑むと「あんなお姉ちゃんに、少年院の奴らの気持ちなんて分かるわけがない」という。

そういうものだろう。

他の会話をいくつか繋いでいくと

川森君は「人間が好きで。昔はケンカ早かったりもしたけど、今はみんな好き。」

ということを言った。

己は意地悪く「でも、今日のお姉ちゃんみたいのはあまり好きではないんだね」と質問した。

すると彼は「好きだよ。もう愛しちゃってる。笑。彼女のやってることはどうかなと思うところもあるけれど、それはまた直接話をすればいいわけで、彼女自身はとても好きになれると思うよ」

と言ってのけるではないか。

己はただもう打ちのめされるしかなかったのである。

 

喫煙の唯一のメリットは禁煙に挑戦できることである。

04.01.18 桑原宏史@渋谷・雛鮨

禁煙語録 禁煙に成功するのは喫煙者の2%らしい。その2%になるのだと氏は息巻いていた。

 

何度も禁煙しようとしてきて失敗した。

で、今回わかった。

今までは、二ヶ月、三ヶ月するとこの苦しみが亡くなると思ってた。

でも、今回は「もうこの苦しみはずっと続くんだ」と思うことにした。

そうしたら禁煙できてる。

04.01.18 桑原宏史@渋谷・雛鮨

禁煙語録

 

すごいねぇ〜

このカメラが脳波とシンクロして
美味しかったり、びっくりしたり、
胸キュンしたり、怒髪天突いたりすると
シャッターだとさらにいいなぁ。

04.01.16 片山宏昭のメールより

ライフスライスカメラを初めてみた彼の感想。

その感想は新しい。

 

俺なんかもう七年風邪ひいてないよ。

仕事に影響する風邪はね。

氣合が違うよ。

04.01.16 桑原宏史・銀座

気合師の己に氣合を説くとは…。

でもそうっすよね。甘いんです。

 

馬鹿がする仕事の素晴らしさはそれが無償ものものであることに尽きる。そこには自己証明すらない。
無償であるとは、目的性を欠いているということでもある。賞賛を込めて馬鹿と書いている気持ちを示すために、
ミヒャエルエンデの言葉を添えてみたい。
「どんなことでも、意図をもちすぎてやるべきでないと思いますね。
ものごとには、その価値が、まさに意図のないところにある、というケースもあるわけですから。
なぜなら価値が、そのものごと自身の中にあるからです。
人生には、それ自体に価値のあるものが、とてもたくさんあります。
経験というものは、何か他のことに役立つから重要なのではなくてたんに存在しているというだけで重要なんです。
 木を植えるのは、リンゴが欲しいからというだけではない。
ただ美しいからという理由だけで植えることもある」

04.01.16 池本多賀正のメールより
 

 

身内を過小評価する心性の裏側には、自分自身に対する過小評価が貼りついている。
「この会社にいる人間が考えることなんて、たかがしれている」という見下した感覚が、
実は自分自身に向けられている事を自覚している人はどの程度いるだろう。

04.01.16 池本多賀正のメールより
 

 

いいものは真似をする

04.01.13 池本多賀正@三宿・隠れ家

非常にシンプル。

いいものだから真似をする。

そこに臆面もなにもない。

すばらしい。

 

お前は新年の電話を受けるようじゃいけない

04.01.01 松田能成@電話

ここ三年ほど年明けの恒例となっているのがマツダからの電話。毎年、年明けに一時間以上話すことになっている。

マツダは己の出世スピードを嘆いている。

「オレの計算ではタナエはもう新年から忙しいことになってんねんけどな。」

「アホか。年明けくらいゆっくりさせろ。芸能人じゃあるまいし。」

「芸能人だよ。芸能人くらい忙しくなってもらわな困るんだよ。お前は新年の電話を受けるようじゃいけないの。
毎年のこの電話でな、お前がでない時にオレがやっと安心するんじゃ。」

滅茶苦茶強引だが、(奴との関係ではいつも己が強引なのに)アリだった。

すいません。精進します。

 

人を恨むだとか見返したいという気持ちは、確かに強力な燃料たり得るけれど

そうした陰の燃料で進んでいては自分の中にも陰を落としてしまう。

03.12.26 R.Aさん@川崎・ナチュラルイタリアン

(上記はR.Aさんが言っていた言葉に己の解釈を足したものです。R.Aさんが発した言葉通りではありません)

自分の経験と照らしてよく理解できる非常に革命的な言葉。

だから陽の燃料を使わなければならないのだが、己は陽の燃料では燃費が悪い。

どないしよう。

 

多苗:狂気?

そう。狂気。

本物の女優には狂気があるの。

03.12.19五十川藍子@電話

女優をやっていた彼女の一流の女優の見方。

すっと頭に入りました。

 

1年くらいの同棲では、まだラブラブだから
問題は出てこなかったりも、するんだよ。
だから、いかに相手を受け入れるかが大事な気がしてます。
まったく価値観一緒の人っていないから。
合う、合わないじゃなくて、理解する、尊重するって感じ。

03.12.16和田清か@メール

結婚とは、という話になって。

むぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。

 

もう、恋愛以外で凹むことはなくなった

03.04.22土方靖浩@錦糸町・村さ来

実際どうか分かんないよ?

でも、彼は虚勢の言葉を吐く漢ではないので、そう吐ける現在の精神状態が素晴らしい、と言える。

 

うん。だから僕はこれをやっているんです。

03.03.松田本寛@工学院 

まちゃんが新しいことをするという話を聞いていた。

なにをするかというのはここでは触れないが、一言で「教育」といっておこう。人が生きる心のあり方だとかそういう教育。

話が変わって戦争の話になった。

戦争が起きても、あたふたせず、日々の自分の延長で生きていたいね、ということを己が話すと、まちゃんから上記の言葉が返ってきた。

戦争下でも、見事に生きられるよう教育する。

素晴らしいと思った。

なんだっていい。今日自分がやってること、それはどんな状況下でも胸をはれるものですか?

おいしい料理で人の心をいやしたい。面白い芸で人を楽しませたい。日本の体制を担う。日本の経済を動かす。

相対化しようと思えばなんだって相対化できる。

でも、そんな中、戦争なんて事例は大きく全体に関わってくるものだ。

己は、今日なにをしてるかというと自分にチャレンジして42.195km走ろうとしている。

悪いことではない。悪いことではないけれども。

戦争が起きて大変だねぇ。でも、己はまずは42.195km走るんだ。

それはそれでいいけれども。いいけれども。

己はまちゃんみたいに胸を張りたいと思った。

 

・最高でした。

・ホントに素晴らしかった。

・はじめはう〜ん、三千円か…と思ったけど、三千円なんて全然安い。

・涙ぐんでしまいました。

・多苗プロデュースに期待を寄せています。

・ありがとう。ホントにありがとう。

03.03.29金平敬之助氏講演会に参加してくれた皆様より@市ヶ谷

金平敬之助氏の講演会をプロデュースした。02年12月に金平さんにお会いしてから三ヶ月かかった。

400人花見、バンジージャンプ、スカイダイビング、150kmハイク、牙の城パーティー…。今までは「己が楽しいからやる。そして多分、みんなにも面白いはずだ。」というのが企画動機だった。

今回初めて、「いいものだからみんなに受け取って欲しい」という動機にたって企画した。

結果、大成功。

参加者全員から笑顔のお礼をもらった。

己もうれしい。参加者のみなさんにありがとう。稚拙な交渉に付き合ってくれた金平さんに感謝。そして自由にやらせてくれた私には夢がある和田清か岩崎久美子、当日手伝ってくれた加藤君、紺野君、五十川あいちゃんに感謝。

次回もまた最高を。

 

これは最近俺が響いた言葉なんやけどな(その書いてあるページを示して)これや
「一番大切なことは一番大切なものを一番大切にすることである」

03.03.20森田英一@渋谷

最初、言われて酔っていたせいもあり意味が分からず、もう一度繰り返して理解した。

森田英一の言葉ではなく、フランクリン・コヴィーの言葉だった。

しかし、誰の言葉かはあまり関係なく、森田英一と二人でいたときに出会った言葉なのだから、半分、(コヴィー氏には申し訳ないが) 森田英一の言葉なのだ。

その言葉が響いたらそれはあなたのために用意されていた言葉だ。

その言葉が響いたらそれはその場で用意されていた言葉だ。

言葉は放たれるやいなや一人歩きするようなものだと感じることがある。

己は森田英一とサシで呑んでる時にこの言葉に出逢った。

森田英一がもってきてくれた言葉であると考えてもいいだろう。

シンプルな言葉である。

シンプルで深くつきささる言葉である。

本気で生きてるか、と問われる言葉である。

己は自分に問うてみてまったくそうじゃないわけではないけれど、自信持って「応!そんなの当たり前じゃん」とは答えられなかった。

まったくそうじゃないわけではない。煮え切らない。その時点でそれは「一番」ではないだろう。

 

ヒサシ、誰か殺してそうだな

03.02アレクサンダー@銀座

銀座のクラブでアルバイトをしていた。

白いシャツを着て黒いベストを着て、普段とは違い、サッパリとしていた。

キッチンに入って洗い物をしていたのだが、その姿を見たバイト仲間のアレクサンダーから言われた言葉。

「少し笑って、そこ(丸いトレーの裏)から銃をとりだして人を撃ちそうだよ。殺し屋みたいだ。」

殺人者系、右翼系と言われること少々アリ。

 

さてさて、次のステージにあがってからのかっこいい呑みも大歓迎ですが、
ステージ前のかっちょわるい状態での呑みはさらに大歓迎だったりします。

03.01.27谷口正俊@メール

己は今、友人とガッツリ呑むことを控えている。金もないし腑抜けてるだけで何者でもなく、とても呑める状態ではないからだ。

呑んだって結局、「動いていかないとね」という話になり、もう呑んでること自体が矛盾となるからだ。

谷口氏と呑むかという話になり、やはりその理由から断ることにした。

「谷ちゃんとは、いつも呑みたいと思ってます。
でも、まだその時期ではありません。

やっと自分が次のステージに進めたときに
連絡致します。」

それに対する返信が上記の言葉である。

熱さと度量の大きさをビリビリと感じて、胸を借りて呑むことにした。

 

僕なんかは「立ち入り禁止」って看板があれば、「ああ、じゃあ座って入ればいいのね」とかってやるけど
多苗さんの場合は「立ち入り禁止?うん。」
とかって言いながらそのまま入っていってるみたいな、
看板一度みてるみたいだけど意味ないじゃんみたいなとこがありますよね。

03.01.14松田本寛@落合南長崎サイゼリヤ

爆笑。正しい。
他人が自分のことを的確に見抜いてくれるのはシアワセだ。


仕事すんごい大事。
仕事は出来ないが「いい人」というのはいる、でも「いい男」は
いない。断言してみる。

03.01.15吉澤由香@メール

スゲェ分かる気がする。
今年は頑張ります。


いや、変わったでしょ。うん。君は変わったよ。

03.01.18土方靖浩@栄湯

共通の知人でステキな人が、昔と変わらないタイプの人だった。
昔から言ってることも変わらないし、目指してることも変わってない。
持ち続けてステキだった。
己はどっちのタイプかと思って尋いてみた。

昔からの己を知っている土方ならではの言葉。


久しぶりだね。

今まで連絡とれなくて誘いにも応えられなくてごめん。

でも、今月やっと一位になったよ。

03.01.30佐野哲史@電話

友は頑張っている。なにで頑張ってるかは本人の希望により伏せるとして一年目くらいにしてやっと勝利の獲得。

おめでとう。

そして、己に報告することを考えてくれていたのが嬉しい。


テストはもうスゴイよ?

今週の金、土とあってしかも来週の月曜日にも。

そんなペースで進んでって、3月1日までずっとテスト。

しかもひとつひとつの範囲が教科書の500ページ分くらいなの。

笑。無理でしょ?

(多苗)やたらすげぇな。でも、それお前だけじゃなくてみんなこなしてるわけでしょ?

そう。だからそれこなしてやっと前頭2枚目って感じ。

努力はその次からなの。

03.02.04土方靖浩@電話

医大のテスト期間渦中の土方との電話。

なんか普通にこなしてるんだが、ふと、よくよく内容を聞いてみると実はスッゲーことをやってる友人である。


(多苗)でも、要領いい奴らもいるんでしょ?

いるよ!普段遊んでてノートだけ借りて十時間くらいでこなしちゃうような要領イイ奴らが三割くらいいる。

(多苗)なんだよなぁ。そんな奴らが医者になんのかよ。

うん。でも、そういうことができる奴らも必要なの。

俺は違うからさ。

受験もギリギリまで頑張って、ギリギリ合格したようなタイプだから

そのままギリギリで突っ走ることを要求されてるの。

もう、日々闘いだよ。

ホント闘い。

七勝七敗でさ、なんとか勝ち越したいって狙ってるの。

03.02.04土方靖浩@電話

周りを把握した上で、飽くまで自分は自分の勝負。

美しい。