征ってきましたよ。
日本映画市場最速で興行成績10億円を突破した『劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編』であります。
誰と?
ええ、母です。
母と映画館に征ったのは「マーベリック」が最後だったと思います。
コロナで肉親といえど、きちんと1人分あけてお行儀よく見てまいりました。
金曜の夕方回、混まないことを狙った時間帯でしたがそれでも満席でした。
いくらかちびっ子たちも跋扈していたので
こいつらうるそうしよったら絶対己は気が滅入ると「気滅の・・」と気を病んでいましたがみなさんお行儀よかったのでとても満足に観覧できました。
出来は上の上ですばらしく
母も「煉獄さんの回だったわね」と涙をにじませながら大満足していました。
今ではマンションの奥様友達への布教にも熱心で
「私が見つけたのよ」の勢いですが
初めて己がアマプラで見せようとした時に
「アニメ?あたしゃアニメはどうも好きになれん」と言っていたことが
ベトナムお菓子の包装技術が緩いために必ず菓子の1割がもってかれるくらい釈然としません。
さて、今更ながら素晴らしい日本のアニメ・マンガです。
ワンピースの世界規模での経済効果は年間1000億(円)と言われております。
ドラゴンボールに至っては年間2500億ですよ!
んで、ゲームからの発祥になりますが
ポケモンに至っては(累計)10兆円ンンンンンン
なにがこれほどまでにパワフルなのか、と考えた時に
ああ、神様なんだなと思います。
宗教者を除いて神無き現代において
八百万の神とは、アニメ・マンガ・ゲーム・映画のキャラクターなのだと思います。
更にアイドル・アーティスト・スポーツ選手といった人々が神格化され
それは国を越えて輸出入されているわけです。
キャラクターと神の類似点は以下です。
・超人的な力を発揮できる。
・グッズ化して身につけたり、身近に置く。
キャラクターそのものは元より、世界観の象徴として十字架のように四星球のネックレスがあったりもします。
・共通言語になる
ヒンズー教を理解してなければ、クリシュナがなぜ男性に大人気なのか理由がわかりません。同じようにファン同士は、「男子一生を賭した漢の浪漫」「屠龍破骨!」だけで分かりますが分からん人には一ッ切わかりません。
逆に相違点は、祈らないということが挙げられます。
いくら時が止められるといっても空条承太郎に毎朝祈る人は聞いたことないし、
拳ひとつで地震を止められたり、強く握っただけで石炭をダイヤに変えるとしても範馬勇次郎に二礼二拍手してる人も聞いたことないです。
敬愛するサッカー選手に対してもそうでしょう。
相違点もあるが、神なのだと思います。
だとすると、一神教の国々に、日本の八百万が輸出されている、
作品やアイドルグループの数だけ宗派が存在する、という熱い情勢も見えます。
無限列車から下車した帰り道、そんなことを考えておりました。
■例に出したマンガ(上から登場順)
四星球=ドラゴンボール
男子一生を賭した=銃夢LAST ORDER
空条承太郎=ジョジョの奇妙な冒険
範馬勇次郎=グラップラー刃牙シリーズ
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