多苗尚志の気づき
04.10
いつまでもこのまま逃げていくわけにはいかないぜ僕らは
■リアル以上にリアルなものはない。
最近強く感じることだ。
言葉や論理、経験則をこねくり回すことは正しいがリアルではない。
リアルとは何だろう。
真実?真実だとしたら真実って何?真実に納得している己はもう一面では虚偽に洗脳されている。
ほら。もう言葉遊びだ。
ボランティアは分かりやすい例だ。
ボランティアやってる人ってなんでやってるんだろう。
偽善じゃない?
こっからなにがどう偽善かということが拡がっていく。
お馴染みだ。
それは正しい。正しいが
ボランティアやりたくてやってる人の想いと行動に詰まってる素晴らしいものに劣る。
正しいが美しくない。
正しいがつまらない。
正しいが熱くない。
やることだ。実例だ。そこにギュッと詰まったあらゆる果汁を浴びよう。
04.10.25
■佐藤孝治という漢は見上げた漢である。
既に有名人であるから、彼の偉業にばかり目がいきがちだが
己は出会った時から彼の人間性に惚れていた。
油断していた夜、突然に彼から電話が掛かる。
多忙な彼から電話が掛かってくるのは一年に四回ほど。笑。
絶対出なければならない電話だ。
銭湯に誘われ、ふたりで車でドライブ&銭湯。
「これはぼくがさそったことだから」
と言い、銭湯&サウナ&手ぶらセット&湯上がり飲料すべて彼持ち。
湯をおごってもらったという奴だ。
彼の近況を一通り語ってもらい、あまり自分の近況を語りたがらない己をうまくほぐし
煮詰まってるところを彼一流の相談術でこうしたらいいんじゃないかなとくる。
目から鱗の衝撃。
身も心も気持ちよくなる。
帰りの車で曰く
「ぼくはこういうことをしたいんだよねぇ。夢や才能をもってる人がいたらうまく相談に乗って開いてあげる謎のおじさん。」
これは成功している今語っている言葉ではない。大学時代にお会いした時から一貫して語っている言葉である。
自分の言葉を裏切らない。
「そうするためにはぼくはぼくで独立している必要がある。相談に乗ってから、乗ってやっただろ、うまく向いただろ、だから金を払えなんてことはしたくない。
むしろこっちが金を払っていい。この部分はあくまでぼくの趣味なんだ。」
すばらしい実例をみせてもらった。
上記だけでもすばらしいのだがうれしいことがある。
己はあまりうれしいということがない。天の邪鬼(らしい)ので例えばなにかをもらっても素直に喜べない。
うれしいことがある。
それは佐藤孝治が己をいつも意識していたという節がみえるからである。
忙しい彼はBCCメールにはまず返事をしてくれない。
でも、ぽっと彼の気に入る話題が浮かぶようなことがあるとちゃっかり返信が来る。
なんだよ。忙しくないジャン。要は琴線に触れなかったんだ。それならそうと言ってくれた方がスッキリするのに。
「いつも返事とか出来なくて。でも、多苗の近況はずっと聞きたいと思っていて。ずっとチャンスを伺っていた。」
うれしい。
語弊を恐れずに言えば、誕生日を祝ってもらえるのは当たり前なのだ。
予定調和である。
そうじゃなくて面倒だけどこれやったら奴は喜ぶんじゃないかなぁというセンス。
やらなくてもいいけどやってみたらいいこと。
これが愛だなぁと思う。
04.10.24
■もう最近じゃ、友だちが結婚するって言っても特に感慨はない。
それを上回るうれしいしらせというものは…うれしいものだ。
04.10.19
■ビールがメチャクチャうまい。
なにを今更と言われるかも知れないが
筋肉が負荷と痛みを越えて増強されるがごとく
ビールのうまさも、労働と疲労を越えて増強される。
己は単純自由を求め、
金は呑み代くらいはあって、労働なんてまるでしたくない。己は自由なのさとうそぶいていたが
そのビールのなんと漠たる味だったことか。
いや、しかしこれまでも労働と収入とビールを得たことはあったのだ。
なにが違うのか。
組織から支給される金はどこか申し訳ない。
己は果たしてこれだけの労働をしただろうか。
毎月の軽い遅刻と軽い失敗と保障された給料。
己が居眠りしてたってチームの他のメンバーが穴を埋めてくれる。
それで手取り二十万強ももらっていいものだろうか。
その次の仕事は十八万円だった。
今は下手すりゃ十万円もままならない。
だがビールがメチャクチャうまい。
己が稼いだビールなのだ。
04.10.19
■ッが十個集まるとィになります。
04.10.19
■お待たせしました。
多苗尚志復活
リカバリーボーナス
各能力が12%ずつアップ!
04.10.19
■己が現在
このHPを通して訴えたいことは
どうせ一回の人生濃く生きようぜだとか
成功しようぜだとか
夢をもって生きようぜだとか
そんなことではない。
自分の人生を生きようぜということだ。
04.10.10
■趣味:ドライブ
という人がいてなにが面白いのか全然わからんかった。
それって趣味になるのか?と思っていた。
まぁ、運転しない者にはどだい分からんのかもしらんが。
でも、今回助手席でもすっごく楽しめた。
友とふたりで海岸線をドライブする。
気の知れた友とドライブする。
語り合うことだけが理解ではない。
2人の間には安らかな沈黙が漂っている。
天気はあいにくの曇りだが、曇りが故に日の光が帯のように垂れこみ美しい。
高速で移動をしているとその景色の再現は極めて難しい。
さっきの景色をもう一度と言った時には既に数キロ先にいる。
写真を撮るか?写真は撮らない。
胸に焼き付ける。
時間はぼんやりと夕方だ。
友とふたりで海岸線をドライブをしている。
緑が道路を挟む。
左手は海から切り立つ緑の岩。右手は小高い丘の緑のすそ。
空は曇り、風は潮、隣は友、BGMはビートルズ。
千載一遇で光が差す。鉛色を斬り裂いて緑だけが照らされる。
白黒写真の中、緑だけが色づけされて芽吹く。
車内で友と同時に叫ぶ。
止まれ。なんて美しい。
残酷に無情に高速に距離は切り刻まれる。
愛してるから近づく。この胸に抱きしめようと早駆ける。
近づいたら抱けないもの。それは景色。
ドライブは数秒の永遠なる絵画鑑賞である。
04.10.05