多苗尚志の気づき

05.06

そのやる気を逃すなかれ

 

 

■最近、運がイイ。ついてる。

物を亡くさなくなったり、ヒキがよくなったりしてきている。

これは今までの波のある運とは違う感じだ。

ついてるついてると言えばついてくるというポジティブ哲学とも別物だ。

なにか新しいステージを感じる。

05.06.22

■武士道は死ぬこととみつけたりという。

メメントモリ(死を想え)。フランスの格言だ。

死があるから終わりがあるからこそ生が輝く。

しかし、死こそは存在の最大の哀しみ、最大の離別であろう。

それを恐れ、そこから遠のくのが人類の歴史だったと言っても過言ではない。

だいぶ遠ざかった今、生が輝きを失ったとすればこんな皮肉なことはない。

生を想え。

生を想うことで生を輝かせること。

己の命題だ。

05.06.20

■ある芸能人の顔をみていた。

自信にあふれ、輝いた表情をしている。人生は最高だと思っているだろうか。

あるホームレスの顔をみていた。

目が淀み、曇った表情をしている。人生は最高ではないと思っているだろうか。

顔の作りをみるに、輪郭や目の高さ、鼻と口の間隔など、ふたりの顔は近かった。

なにが彼らを分けたのだろう。

才能?家庭環境?あの日のジャンケンにたまたま勝ったか、負けたか?

芸能人はホームレス足り得た。

ホームレスは芸能人足り得た。

もっと云うならば

己も芸能人足り得たのだ。己もホームレス足り得たのだ。

顔がある、体がある、心がある。

芸能人もホームレスも己も人間存在である。

己は君だったのだ。

個性など亡いと思う。

05.06.06